寄付することにしています。わずかですけど、随時しています。

2020年12月11日

最近は、DxPという団体に寄付しました。

 

代表の今井さんが奈良に来られたとき、お話をうかがったことがきっかけです。
イラクで人質になられたときの報道をリアルで見ていました。
「あの時の高校生が?、、、」
直接お話を伺うことになるとは、、、という思いで聞いていました。

今井 紀明 Noriaki Imai
認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長

1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと、日本社会から大きなバッシングを受ける。結果、対人恐怖症になるも、大学進学後、友人らに支えられ復帰。偶然、通信制高校の先生から通信制高校の生徒が抱える課題に出会う。親や先生から否定された経験を持つ生徒たちと自身のバッシングされた経験が重なり、何かできないかと任意団体Dream Possibilityを設立。大阪の専門商社勤務を経て、2012年にNPO法人D×Pを設立。通信制高校の高校生向けのキャリア教育事業を関西で展開し、「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」を目指して行動している。

https://www.dreampossibility.com
 
これだけでは、伝わらないかもしれませんが、FBもされていますのでご本人からのメッセージにも目を通してみてください。
 
虐待を受けたこどもたち、親や頼れる大人との縁に恵まれないこどもたちは、どうしたらいいんでしょう。
誰かが手をさしのべなくては、他にすべがありません。
そこに身を投じるということは大変なことです。
壮絶な体験があっても、助けてもらうことで自分の足で歩けるようになる人もいます。
一人でも、そんな人が増えてほしい。
 
寄付すると、グループに招待してもらえました。FBで一般にはシェアされていない深い事情なども説明してくれています。
わたしは、赤十字などのあまりにも大規模なところには寄付しませんが、
代表の人を直接存じ上げている場合には、こちらの団体だけでなく数カ所、随時寄付するようにしています。
 
奈良ではあらんの家
個人的に、熊本の水害で被災しながら地域のために奔走している 溝口隼平さん
クラウドファウンディングで共感した場合など。
 
こうした団体には、資金力のある企業などからまとまった支援があることが望ましいと思う反面、
無名のたくさんの人たちからの少額の寄付が集まることも、とても重要ではないかと思います。
 
なぜなら、もし大口の寄付が途絶えたときのダメージが大きいから。
資金援助を断られたくない、、、という理由から、活動に圧力がかかることも避けたい。
自分に可能な範囲で、細く長く、できるだけたくさんの人が寄付するようになれば、そのほうが安定していると考えます。
つまり、両方大切。個人の、小さな寄付も意味があると思うんです。
 
「できるだけたくさんの」人からの寄付が、
まっとうな活動をしている団体に届いてほしいと思いまして
今日はブログにあげることにしました。
 

お金は、血液のように社会をめぐるほうがいい。
どこか限られたところに集中しすぎないほうがいい。
もし集中するのであれば、それは経営している人の力量がすごいから。
もしくは、庶民には遠く及ばないしくみがあって、どう転んでも集まるようになっているから。

本当にすごい人は、そのお金がたくさんの購入者から集まっていることを知っていて
どこかで還元するものです。
善意という理由だけでなく、そのほうが自社を応援してもらえることを知っている。
近江商人の三方よしということばがありますね。
蓄えた財産で学校を作ったり、災害のときには私財をもって復興を支援したそうです。

わたしたち個人も、生活に響かない額でいいから、できるだけみんなが
自分に縁のある、本当に応援したい人に協力するといいと思っています。
あまり強がらず、格好もつけず、そっとやればいいと思います。

よかったら、DxP、調べてみてください。

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