スモール&ローカル

2014年03月19日

貯金をくずして、小さな部屋を借り、請求書を恐る恐る書きながら
「わたしは仕事するんだ!お金をもわらなきゃ、続けられないんだ」と自分に言い聞かせていたのは
たしか8年くらい前のことだったような。

そのさらに昔、たいして仕事など来ないのに、
オフィスエルインクの名義で銀行口座を開き、
自宅の一室にMacやら何やら一通り揃え、
この日のために小さく(ゆっくりと)活動していました。

毎日がドキドキ、バクバク。
あのときの気持ちはいつも昨日のよう。
(成長してないってことでしょうか)

大きな仕事はたぶん、できない。
でも、小さく始めることはできる。
今自分がいる場所を大切にして、
等身大でやっていけばいい。

いつしか、スモール&ローカルは
自分の中でキーワードになっていきました。

時代が流れ、風も変わってきたように思います。
今わたしは、スモール&ローカルが
改めて大切なコンセプトであると感じています。

一人一人が小さく自立し、
共感できる人々と良心的な繋がりをもち、
自然(と、その摂理)を敬う前提を崩さない社会が
これからはどうしても必要なことのように思います。

目の前の大切な人、
足下の出来事、
みんな広く大きなものに繋がっている。
小さくても、責任がある。

こんなスタンスでどんな仕事ができるのか、
小さくチャレンジしていこうと思います。
わたしにできることなら、そりゃ、かなり臆病で自信がなくっても
「できるよ」って励ますことができるんじゃないかと思いつつ。