ゆずれないものをひとつ。

2021年03月26日

ゆずれないものと言いましても、そんなに大した話ではありません。

 
わたしはかねがね、働くということは、組織に所属してしか無理なのか
ということを考えていました。たまたま自分には無理だったので、
それでもなんとかやっていくには?というところが始まりでした。
 

(組織がなければ、社会は止まってしまいます。
そのお世話になっています。
とてもありがたいことです。)
 
 

独立の魅力は、自分の中のゆずれないものを
自分でつくることができ、人に強制されて変えなくてもよいということ。
 

の、はずですが、最初は、「お客様の仰せの通り!」のために全力投球でした。
(それも勉強になりましたが)
一通りやってみると、自分の中に芯のようなものがないと
仕事が辛くなってしまうことに気づきました。
 

対価をいただく以上、あくまでもお客さんの希望を叶えることが大前提です。
お客様も喜んでいただき、自分も喜べるには、
好きなお客さんの仕事をすればいいと思います。
その人(法人)の取り組みの延長線上に、うちの事務所が夢みているものとの重なりが見えるとき。
その人(法人)の取り組む態度が誠実であること。
厳密に考えすぎるとそれはそれで困惑していくので、まるっとした芯を持つことで
その仕事の芯がどこにあるのかを感じることができます。
自分の中で納得がいきます。
 

うちの事務所が夢みているものとは?自然にも人にもやさしい社会。その範囲で循環する社会。
 

ゆずれないものをひとつ、懐に温めながら
好きなお客様はどこにいらっしゃるのだろう?という旅を続けています。
その人のために編集や制作のスキルを活かせたらなあ。。。
 

PS 好きなお客様に振られる、ということも度々あります(^^)

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