俚志5周年おめでとうございます。

2015年01月21日

個人事務所を開設してまもない頃、
友人からの「これから個人で雑誌を発行したいと言っている人がいるので紹介したい」と
言われました。
それが『俚志』の大浦さんでした。

格安でやってほしいとのことでした。
格安っていうと、わたしの名前が浮かぶってことは、どうなんでしょう?友人よ。(笑)
でも、話を聞いて賛同し、編集レイアウトを受け持つことにしました。

奈良でいろいろと頑張っている人がいることを
前職で感じたが、つながりがないことが課題だと思った。
退職を機に、雑誌を作って紹介することで
掲載された人が「ほかにこんな人もいるんだ」と知ってもらったり、
何かのきっかけでつながってもらいたい。

そんなお話を聞きました。

編集レイアウトの経験はありましたが、
毎日それを専門にしているわけではありませんでした。
ただ、若い頃から雑誌や発行物とはつかず離れずの暮らしをしてきたので
厳しい商業雑誌でないことが後押しとなり、
チャレンジすることにしました。

以前「あかい奈良」という雑誌で
書いたり作ったりしていたことも
役にたつかもしれないという思いもありました。

2年目あたりからは
取材や執筆にも参加し始めました。
自分が発信したいことと
俚志はマッチすることが多いと気づくようになりました。
試行錯誤もしながら季刊で発行し、こうして5年がたちました。

俚志の記事の中にはカタイ内容のものもあり
わたしのような者でつとまるのかしら?と
何度か思いましたが、続いています(笑)。

俚志をするようになってから、次第に、仕事の依頼も
編集関係に傾いてきたような気がしています。

編集ってなんだろう。
いろいろと考えさせてもらう機会をいただきました。

10年は続ける

創刊の頃の大浦さんの言葉を
再び思いだしています。
大浦さん、5周年おめでとうございます。
これからは後半戦のスタートですね。

目標どおり10周年をいい形でむかえられるよう、
編集委員として関わっていきたいと思います。

PS

わたしのもともとの思いとして
地球や環境のことを考えると
自分の足下である「今暮らしている場所」をよく知り、愛することが
スタートになるという考えにいきつくのです。
そこがいつまでも暮らし続けたい場所であるために
どんなことを大切にしたいですか?
そんな思いをこめて、編集しています。

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