古い船を動かせるのは、古い水夫じゃないだろう
上記のような歌を兄が唄っているのを聞いていた、まだ子どもだったわたしは、
意味がよくわからないながらも、「古い水夫が聞いたらなんて思うのだろう」と思っていたものです。
「なぜなら、古い船も新しい船のように新しい海へ出る」からだそうです。
この歌を作った人は、当時、どう見ても新しい水夫だったわけですが、
自分がいつか古い水夫になることを想像してたのか、してなかったのか。。。
妙に心に残り、いくつになっても歌うことができます。
この歌を、ふと口ずさんでいる自分がいます。
わたしはすでに古い水夫になったのだなあと思うのです。
世代交替。
古い水夫が船を降りる時が、必ず来ます。
古い水夫は、どうしましょうかしら?
新しい船をつくって、新しい海の片隅に浮かんでみてはどうかしら?と思うんですよね。