予選を冷や冷やしながら見る。

2016年08月07日

リオ五輪。体操男子の予選が行われました。

体操は決勝だけを見ても楽しいのですが、決勝の前に予選があるのです。
これをふまえて決勝を見ると、いっそう楽しいので、予選から見ました。
ひとつの種目に対して4人が連続して演技。
そのうち上位3人の得点を合計し、全種目を合計し、国別の得点をランキングします。
その上位8チームが決勝ラウンドに出られるのです。

その8チームの中で1位通過を目指していたのですが
相次ぐミスで4位通過になりました。

予選の得点は決勝には反映されません。
が、順位のほうは、決勝ラウンドのときに、どの種目からまわっていくかが変わります。
2位まではゆか始まり。今回の日本は鞍馬始まりとのこと。
中継で説明していたのですが、この順番はゆか始まりのほうがやりやすいそうです。
鞍馬始まりの場合は、ゆかが最後になる。
着地が多く体力の必要なゆかは、最後になるとしんどいのだとか。

しかたない!与えられた条件でベストをつくすのみ。
もし金メダルをとったら、「予選であんなに苦労したのにねー、すごいねー、さすがだねー」というふうに
結果をよりドラマチックに演出するものに変わってしまうのですから、もう気にしないでいこう。

この予選は、個人総合と、個人種目別決勝の予選もかねていたので、
どの選手が進出できるかも見どころでした。
床でラインオーバーをしてしまったひねり王子の白井くんもなんとか踏みとどまった。

ニュースをまとめてみると。

日本が決勝にでられるのは、

●団体(4位ながらも決勝進出)

●個人総合
内村航平くん(予選2位)鉄棒で落下したのに2位
加藤凌平くん(予選6位)安定感抜群の得点源 平行棒でも決勝へ

●ゆか
内村航平くん(予選3位)ミスなくまとめました
白井健三くん(予選6位)ラインオーバーしたけど決勝へ。今度こそ金を。

●跳馬
白井健三くん(予選3位)得意技。金もねらえる。

●平行棒
加藤凌平くん(予選8位)大きくミスらないところがすごい。メダルをぜひ。
内村航平くんくん(補欠)(予選10位)案外あかんかった。

●鉄棒
加藤凌平くん(補欠)(予選11位)内村くんが鉄棒で落下したので、ここにいないのが寂しい。

いやー、ひやひやしました。
田中選手、山室選手のミスが多過ぎたのが響いています。でもね、ほんま、気にしたら負けよ。
自分を信じてね。

解説の人が言っていましたが、「この舞台に立てている喜びをもって」ですよね。
すごい悔しさも、すごい緊張も、このすばらしい舞台に立てているからこそ。
選ばれた人として、喜びをもって、思いきって決勝に挑んでください。

決勝が楽しみです。いや、緊張します。頑張れニッポン。