地元にライブハウスがあるって、やっぱりいいんちゃうかな。
はじめに謙虚なことを書いておかねばと思いますが
ふだん、コンサートやライブハウスにはあまり行かないほうです。
家族がバンドをやっているので、それを見に行くことがあるだけ。
毎回でもなく、行けるときに行き、
また家族が主催者の場合には、手伝うこともある、という程度。
そんな程度でも、何年も続けていると
地元で活動しているバンドの名前を覚えてしまうものなのですよ。
なら音という地元系音楽フェスに行ってきました。
10周年ということで、今年は行ってみようかなと思って。
最後のほうだけ、Rが出演するあたりから見ました。
出演者リストを見ると、知っているバンドがたくさん。
「続いているんだな」と思うと、ほっとするんですよ。
バンドは、通常解散しますから。
続くということは、仕事をしながらもスタジオへ通い、ステージ活動をやめていないってこと。
好きなこと、楽しいことをやめていない。嬉しい。
特にバンドは、演奏できる場所が限られます。
周囲の人にとっては騒音でしかなかったりして(笑)
ライブハウスなら、安心してぶちかませる。
バーや、カフェや、ロビーや、ストリートや、、、、
どこでもやろうと思えばやれるのが音楽ですが
バンドだけはライブハウス。
奈良ネバーランドは、灯火でありましょう。
奈良で唯一、メジャーバンドがツアーでやってくるところ。
ふだんは、地元の若者がぶちかますところ。
手の届く、ちょっと特別な場所。
ネバーランドがあるから、なら音も10年続いてこれたし
今ではメジャーに巣立った若者たちにも
始まりの機会を提供できたのです。
10代、20代のうちに、たくさんの若い人たちが
ネバーランドの出演をめざして
練習に通いつめたり、チケットを売る経験をしたり
楽器や機材のことを理解していったり
仲間を作れたり、、、していって、
奈良の軽音楽文化が続いていくと嬉しいなあと思いました。
余談
Rのことを書いておきましょう。今年は、ネバーランドで活躍しているバンドの曲をメドレーで14〜5曲、カバーしていました。家を出る直前まで「緊張する緊張する、特に許可もとってないし、サプライズでやっちゃう」と言っていました。
舞台では「僕はほんとはみんなのことが好きやねんでということを表現するためにやりました!」と、言っていましたよ。
わたしの知っている曲も含まれていて、なつかしくて楽しかった。「バク」はいい歌。dandylionもカバーしてましたね。
岡崎体育さんの曲はワンコーラスまるまる唄っていました。喜んでもらえたみたい。