縄文の人は人工林に依存しすぎたことを反省した?
一つ前の記事で、縄文のことをつらつら書きましたが、
そのうち、上記の動画の中で、三内丸山の大集落がなぜ突然消えたのかについて説明がありました(38分ごろから)。
現地の博物館を見ても、終わりについては詳しく触れてなかったので、
疑問に思っていたのですが、この番組によると
ちょうどその頃、気温が3〜4℃下がったのが原因なのだそうですね。
気温が下がると、栗に依存した食生活ができなくなり
三内丸山の人々は周辺に散って、
人工林に依存せず、ありのままの自然のリズムに合わせて暮らすようになったらしいです。
三内丸山以後、自然を大規模に開発することはなくなりました。
。。。。。。
栗の栽培は、すごい知恵だと思っていましたし、
森との共存生活のすばらしさを物語るものだと思っていました。
けれど、それが命とりになったとは。
人工的なものにあまりにも依存すると危険だと
すでに悟っていたのかしら。
自然の許容範囲内での文明を作らないとあかんなあと思ったのでした。