ローカルという言葉をおしゃれな媒体で普通に見かけるようになった
ローカルという言葉は、たしか、かつては、都会(つまり東京)から見て
それ以外の地域、田舎、いけてない場所、、、、
という語感を持っていたと思うのだけど、、、
今ではすっかり、「ローカル」が
どこか誇らしげに使われるようになっている。変わったなあ。
地方創生による予算の流れや、移住の社会現象、いろいろと絡まって
ローカルという語感が変化したのだろう。
これを機会に、都会でも田舎でも、地方都市でも
今いる場所を大事にすることが日本をよくする、という考えが定着するとよいかも。
都会のほうがいいのか、田舎のほうがいいのか
一人一人が考えて決めることができる。
選択肢が豊かになったとも言えるのかもしれない。
昭和の時代は、高い学歴と高い給料の会社を目指すことがまるで「正義」で
何事もお金持持ちかどうか、というものさしでランキングされるような
息苦しさがあった。
戦前の自然の豊かさ(精神文化も含まれるかも)がまだ残っていたものを、どんどん消しながら。
あ!いけない、昔話をしたかったのではなく
ローカルという言葉にこれからも
生き生きとした命を吹き込んでいきましょ、ということで。
東京以外は、みんなローカルだもん。
それに、今でも過疎地が抱える課題が解決しているとは思えない。
ローカルがおしゃれになっていく影で見過ごされないように、
これからこそがその言葉に「生き生きとした命」を吹き込むとき。
エルインクのエルは
リーフレットのエル(実はページを意味するリーフ)、
リトルのエルと言ってきましたが、
ここにローカルのエルを加えるといいかも。
これでやっと、実態にマッチしている意味づけになって
落ち着きます。