11月になりました(1週間も過ぎましたけど)。畑が楽しいです。

2021年11月08日

エルインクの日常は本業と、雑誌づくりと畑です。

本業は、あまりPRしていませんが、リトルプレス(ニュースレターや、広報物、記念誌などページものが多いです)に関することなら、印刷だけの依頼も、企画編集までもやっています。名刺でもなんでも、頼まれたことで、うちができることはやります。そして、これからさらにやってみたいのがウェブづくり。技術者とコラボしながら、いろいろやってみたいです。
本業があるから、利益の出ない雑誌を続けていられます。(一人でやってきましたが、このごろは若い人を育てたいなあと画策中)また、この雑誌が自己紹介がわりとなって、あんまりマッチしない方からは自然と相手にされませんので、ちょうどいいです!

そして雑誌づくりは、自分の(バカの)一つ覚えのスキルである編集と、いちばん大切にしたいことを掛け合わせて、利己的に偏らず、自分にとってもまわりにとってもしあわせな方向へむかっていけること、、、と考えて選んだ活動です。
それが、「自然にも人にもやさしい在り方」ということ。これも話すとくどくなりそうなので、ここまで。

そして、自分でも予想以上に、大切で面白くて楽しいことになってしまったのが畑です。このブログは、これから畑に関することや、畑をしていて感じること、考えたことなどばかりになるのではないかとさえ思います。先ほど書いた「いちばん大切にしたいこと」の要素が、畑で、それも自然に近い栽培方法を自分なりに研究(試行錯誤のこと)していくことが重複するのですよね。
仕事は、いつか(今以上に)年をとったらやりたくてもできなくなる日がくるかもしれませんが、畑は自分さえやる気があれば、どんなふうにでもやっていけると思いますので、これは一生ものだと思っています。

畑はタネや苗を植えてみるところから始まるのですが、つくづくわかったのは、彼らは自ら「生きようとしている」ということでした。
畑苦手意識の強かった頃は、人間が下手なことをすればすぐに死んでしまう、、、という恐れがありました。
けれど、実際、彼らはどうにでも生きていくんですね。ただ、形が変形したり、味が悪かったりするだけで、それは人間にとっての都合が悪いという話なんですけど、生命体としてはひたすら生きようとしているだけなんですね。

日陰になれば、もやしのようになって生きていく。
風が強ければ斜めに倒れても生きていく。
雨が少なければしおれながら生きていく。
なんてポジティブなんでしょうか!

それを、「食べたいわたし」にとっても幸福な結果になるように、手を貸す(貸してくれと思われているかはわかりませんが)だけです。

そのような原理原則に実際に触れるのが楽しい。
畑には励まされました。わたしがどうあれ、彼らは生きていくのです。

「下手だけど、やってみるよ」。そう思わせてくれました。

ええと、それでは、本日はこのへんで。また遊びに来てくださいね。今からちょっと、外出しまーす。

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