「捨てない未来」リサイクル進化系。
メモしておきたくて、投稿します。
衣料品からバイオエタノールを作る技術の件。
石油を使わない未来。
食べ物をエネルギーにしない未来。
そんなことを目指している会社(日本環境設計)の社長さんが書かれた本です。
『「捨てない未来」はこのビジネスから生まれる』岩元美智彦・著
この本について紹介されているサイトがあります。
石油を新たに使わずに、服から服をつくる
「炭素の循環」を可能にする技術を突き詰めれば、その先には、新たに石油を必要としない社会が訪れます。そうすれば、資源をめぐって起こる戦争すら止められる可能性があります
技術があっても、それを活かせる事業モデルをつくれなければ、宝の持ち腐れ
結論。消費者はリサイクルしたがっている
消費者の気持ちにスイッチを入れる役割を果たすものは何でしょうか。それこそが、店頭にある「回収ボックス」です
メーカーは消費者に対して、あるいは社会に対して、「環境配慮」や「循環型社会」に向けて取り組んでいることをアピールしたい。でも、自社単独では難しい。であるならば、すでにあるリサイクルインフラとブランドを活用したい。こうして、私たちのところに訪ねてくるメーカーが増えています
付加価値があるものに、値段がつくのは経済の常です。リサイクルリサイクルインフラの使用権と、「環境付加価値」──。この2つの意味を兼ね備えたものとして、「ハチマーク」のブランドライセンス事業を行っています
こちらでも「発酵」が活かされていますね。
昨日に引き続き、微生物さまさまです。
(画像出典/http://fukufuku-project.jp/GoDelorean/)
社長の岩本さんは繊維関係の営業マンだったそうですが、
売りっぱなしで捨てられている衣料を目の当たりにして
なんとかしたいと起業されたとのこと。
岩本さんのインタビュー記事がこちら
ごみを集めて世界を変える「グーグル式」資源・燃料ベンチャー=日本環境設計 岩元美智彦代表インタビュー
http://ascii.jp/elem/000/000/957/957485/
リサイクルの前に、
「大切に使う」があると思います。。節約は豊かさ。
まだ使えるものは、リユースしたいですね。中古市場も大事。
最後にゴミになったものを、リサイクル。
今ではペットボトルから繊維などが定着してきていますが
さらに細かいところまで分解して、新しいものを作る方向へ進化してきているような。
分子を超えて、原子(よくわかりませんが量子とか)レベルまで分解できると
原子を再構築していろいろ作れるのかしら。
(ただ、原子は安全にお取り扱いくださいますようお願いします、開発者さま。。。)
そして、消費者が参加したくなるような
しかけも含めて事業に取り組まれているところも進化系。
仕方なしに(正義感から)リサイクル品を使うのではなく、
新しいものとして使えるようになると、循環が進みそうで、ちょっと楽しみなのです。
うちの近くに、この会社の回収ボックスがあったかしら・・・・。