コメダコーヒー奈良中央店、お世話になってます。

2013年11月01日

奈良市内。大森町の交差点から東へむかうと、コメダコーヒーが目立っています。
わたし、うちあわせで、よくお世話になっています。
その理由は、駐車場が広いことと、店内が落ち着いていること。お客様がお車でいらっしゃるときは、ほぼ、こちらのお店と決めています。
コーヒーの味だけを考えると、正直に言いますので怒らないでくださいね、他にもオイシイお店はたくさんありますよ。でも、打ち合わせにはやはり、ついついコメダです。

ある日、「アルバイト募集!」という大きな広告が入り口にあるのが見えました。

ちょうど、Kがアルバイト先を探していたので、「コメダコーヒーが募集してたよ」と教えてあげました。Kの部屋から、まあまあ近いことと、大手チェーンのシステマチックな仕事を経験するのも悪くないのでは、ということで。

そしたら、受かってしまいました。
Kは緊張のあまり、申し込んだことを後悔するありさま。
「できるかなあ。無理だよなあ。なんで受けたんや、オレーーー!!!」
(若くて無職(世間的にはそうでしょう)、アルバイト経験ほとんどなし。しゃきしゃきした感じではないし、受かりそうにないと思っていたのですが)
「でも、いつまでも賞金を食いつぶしているわけにもいかないでしょう?」
(この春のマンガ賞を受賞した賞金が生命線だったのですが、このままでは不安)
「アシスタントの仕事も、そうそう簡単には見つからないんでしょう?」
(プロ漫画家さんは通常アシスタントを雇ったりされますが、相当なチャンスに恵まれない限り難しそうです。まして関西ですし)
「たしかに」と、我に返ったKはバクバクする心臓をこらえながら今、必死で仕事を覚えているところです。

  ここで余談ですが、喫茶店バイト経験のある父からいろいろアドバイス。
  「トレンチ(お盆)の安定した支え方」
  「メニューの暗記のコツ」
  「心づもりの持ちかた」
  わたしたちも、なんとか乗り越えて欲しいと応援モードにシフト!

こういう意味でもわが家はコメダコーヒーにお世話になってます。

深い考えもなく「募集してたよ」と言った手前、コメダコーヒーについて検索してみました。

名古屋発祥とは聞いていましたが、お米屋さんが始めたので「コメダ」なのだそうです。そして、この奈良中央店は、なんと、コメダコーヒーさんが関西に進出された第1号店(2006年)ということがわかりました。創業当時のコンセプトは「地域の人たちがゆったり出来る場所を提供する」。田舎では、そのほうがいいという考えからでした。ゆったりしてもらったら、回転しないのでは?そこは、居心地のよさでリピートを狙います。全時間帯それぞれの客層をつかみ、暇な時間帯を作らない。スタッフ全員で力をあわせ、無駄をはぶいてコストを下げる…。利益率は喫茶店としては堂々の17%。
参考 コメダ珈琲店のビジネスモデル(カンブリア宮殿で放送のまとめ)

それで、納得したわけです。
奈良中央店はよく繁盛しているように見受けられますが、実際に入ってみると落ち着いて感じられるのは、お客同士の目線があわないよう席に「仕切り」があるからでした。木質系の内装のためもあるかと思います。
また、話し込んでしまって長居をすることがあってもそれほど嫌な顔をされた覚えがないのです。喫茶店は回転率が勝負どころ、とよく聞きますので、「申し訳ない」と思いつつ、「居心地がいい」と感じていました。長居の客も想定してくれていたのですね。

Kの勤務は週4日。バイトのあった日は「今日はどうだった?」と聞く日々です。
もう少し慣れてきたら、Kの勤務日にコメダコーヒーさんへ行っちゃおうと思います。本人には内緒。(ばれるか)

【コメダ珈琲店 奈良中央店】(表示されなかったら再読み込みしてみてください)

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