奇跡のよう。

2014年07月15日

奈良クラブを応援しています。

先般は、天皇杯2回戦で、J1のベガルタ仙台に勝ったことで話題騒然でした。

J1 → J2 → J3 → JFL →地域リーグ。

奈良クラブは全国に9つある地域リーグのひとつ、関西リーグを戦っており、現在2位につけています。

天皇杯は、県代表をかけた予選を含めると、学生からプロまでが、勝てば戦える国民的カップ戦。
関西リーグ公式戦の合間のスケジュールで行われています。
(こんなことも、近年やっと腑に落ちてきた。)

チームはすでに、7月19日の関西リーグ公式戦にむけて切り替えているはずですが、
わたしの周りでは「なんだっけ?あのほら、サッカーが勝ったんだって?」
と、声をかけてくださる方がいらっしゃいます。

奈良クラブです。そうなんですよ、奇跡のようでしょう。
カテゴリーが4つも下のチームがJ1に勝つなんて、めったにないことなんですよ。

奈良クラブっていうのは、地域リーグというのがあって、なんとかんとか… … …(説明)
で、選手はみんな地元の企業に雇用してもらいながら、毎日午前中、練習しているんです。
わたしが応援に行き始めたた2011年当時は、300人くらいしかお客さんがいなかったけど、
今は1200人とか1300人とか集まってくるようになりました。
毎日のようにスタッフさんが駅前とかでチラシくばりをして、ホントに頑張っているんです。

「そういえば、ポスターとか、よく見るもんね」

「どうして、勝てたの?」

それは、ネットにたくさんニュースがあがっていますから、検索してみてください。
いろいろあるんでしょうけど、わたしが思うには、
奈良クラブの選手たちはこの季節、いつも炎天下のもとで毎日練習し、
公式戦も昼間行われています。
でもJリーグはナイターですよね。
だから、後半(J1の選手たちは)疲れはったのではないでしょうか。足がとまったらしいです。
奈良クラブは、それを計算に入れていたようです。
(今年の奈良クラブって、最後まで走り切ってるもーん!!!)

「ほう、そりゃすごいね、で、これからどうなるの?」

まず、公式戦で優勝する必要があります。
関西で優勝すると、全国の各地域の優勝者が決勝を戦います。
そこで優勝すれば、JFLに昇格です。
JFLは全国を旅して試合するので、ユニフォームスポンサーになれば
全国に名前をアピールできるんです。
運営費がすごくたくさん必要になるから、
地域の企業に応援してもらって、なんとかJFLで戦わせてあげたいし、
奈良にもこんな企業があるよ!って、全国の人に知ってもらいたいし。
とにかく、今年は大事な年。

その奈良クラブが、天皇杯でJ1を破ったということは
関西リーグで競う他にチームにもインパクトがあると思います。
「奈良クラブって、強いんだ」
そう思わせるのは、精神的アドバンテージ。
全国のサッカーファンから注目されました。
チームにとって、
今大きなチャンスが来ています。

「そりゃー応援せなあかんな、こんど、試合はあるの?」

あります!7月19日、鴻ノ池陸上競技場。
奈良でのホームゲームはこれが最後です。(次回は橿原なので)
ぜひとも、応援してください!!!
よろしくお願いします!!!

そんなこんなで、すぐに奈良クラブのことになると
多弁になってしまうわたしです。

奈良を元気に。
奈良には奈良クラブがある。
みんなに応援してもらって、奈良クラブが大きくなれば、
こんどは奈良クラブが地域貢献力を持つようになるでしょう。
そのときの奈良を、見たい。

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