年度末にさしかかり、バタバタきぜわしい方も多いかと思います。
また、お子様のいらっしゃる方は、進学、卒業と、節目を迎えていらっしゃるかもしれません。
今年も春がやってきましたね。

まだ寒い日は続くかもしれませんが
日中の気温が10度を越える日が増えていますね。

今週の日曜日、3月8日からJFLが開幕します。
今年からついにJFLに昇格した奈良クラブが、
鹿児島で初戦を迎えます。

熱心なサポーターたちは、
段幕（※）の運搬の段取り、チャント（※）の練習と
着々と準備を進めています。
サポーターのみなさんの、協力体制っていつも感心。
熱いのに、紳士的。
日本に誇れるサッカーサポーターになるのでは…？
と、勝手に期待してしまうのです。

　　　　※段幕　試合会場に貼り出す選手の名前やチーム名を書いた幕。有志の制作によるもの。
　　　　※チャント　応援歌。奈良クラブでは選手にひとりずつのチャントがあります。

チームのほうは、昨年にひきつづき中村監督が
きっちりと勝ちにこだわってくださいっています。
先日、中村監督と矢部GMの特別講演会が開かれたので参加してきましたが
あらためて、奈良クラブっていいなあ！と
初心にもどることができました。

子供たちの将来の夢として
一番多いのがサッカー選手だそうです。
でも奈良にはプロサッカーチームはない。
有能な子どもたちはみんな県外へ。
すぐ隣には、セレッソ、ガンバ、サンガがありますものね。
奈良に強いサッカーチームがあったら…
地元に残り、地元に貢献する若者が増えるはずです。

またそれと同時に、サッカーを志す人のうち、
ほとんどの人は「プロになれません」
その厳しさを経験して、サッカーを通して人間を磨き
社会人として活躍していく
そういう人づくりの場にもしていきたいとのことでした。

わたしはこのへんの話に
一番共感します。

「サッカーが好き」
「奈良クラブが好き」
プレーする側と応援する側を集めたら
共通項を持つ人の数はぐんと増えます。

それが奈良で暮らす人の心を
熱くしたり、暖かくつなぐことになれば
…という夢が見えてくるのです。

奈良に誇りを、奈良を元気に。
夢づくり、人づくり、まちづくり。

今年初のホームゲームは
3月14日鴻ノ池陸上競技場で
キックオフは13時。
近鉄奈良駅からバスで数分。
駐車場もあります。

たぶんうちの長男が応援ソングを歌います。
アイツなりに、奈良クラブを盛り上げようと
画策しています。
うおーうおーして、盛り上がってください。