今日は和綿の楽しいセミナーに行ってきました。

2013年02月10日

江戸時代まで日本中でさかんに栽培された和綿は、
明治をもって終わりました。
輸出品としては絹。
綿は輸入品になったそうです。

それまでの綿畑は桑畑に変わったそうです。

布の地産地消もあっていいんじゃないか、
そういうテーマのセミナーと、

実際に和綿をさわって、種をむしりとってみたり、
手で紡いでみたり。それはそれはめんどくさい。

そこで、昔ながらの道具を使わせてくれました。
かなり助かります。でも産業となるには非効率かも。
各家庭で家族の木綿を自作するには
こんな道具が大活躍したことでしょう。

近代化が進むなかで昭和30年代まで
愛知県岡崎市で大活躍したのが
がら紡(和紡)という機械。

最後はその模型(?)を使って
しくみを体験しました。

今日わかったこと。
洋綿と和綿、それぞれで織った
ストールをさわってみたのです。
和綿はふっかふか。
こんなストールなら、巻いてみたい。
(ひとつ2万円くらいするそうですが…)

もうすこしお手ごろになる時代がくるといいな。
地域で育った和綿で作ったコットンで
ストール、Tシャツ、チュニック、バッグ…。
いつか買えるときがきたら夢みたいです。