マルシェ&マルシェ的な場所

2014年05月24日

3年まえあたりから、マルシェという場所が気になっています。
(運転手の気分がむかないと、連れていってもらえませんが)

それと同時に、大手ショッピングモールで買うときの
「ただ、買うだけ」の買い物と対照的な感覚をおぼえます。

ポケットマルシェをしていらっしゃる方が
間接的につながりのある方らしく、評判が聞こえてきていました。
たしか始まりは針テラス。今はけいはんな記念公園や大阪の舞州などでも行われ
100店舗以上の出店で賑わいます。
どんどん大きくなられたそうです。
けいはんな記念公園のほうへ一度行ったことがありますが
たしかに大盛況でした。
http://ameblo.jp/pocketmarche/
ここの主催者の方のお言葉だったと思いますが
まっさらなものより、わざと古い感じを演出してまで、レトロな感性の品がよく売れるとのことでした。

わたしは恵古箱を思いだしました。
恵古箱は何度訪れてもいい感じなのですが、レトロな空気感がいいのです。
今は古道具の販売はあまりメインにされてはいないけど、
什器はすべて古いものを美しく上手にお使いになっています。

今日は、チャイムのなる森、というマルシェが行われています。
これは、「陽楽の森」というイベントの情報をおっかけているうちに
めぐりあったのですが、「森愛」が感じられて
わたし的(森好き)には、すっごくいい感じだなあと思います。
でも、行ったことないんです(笑)今日時間があったら行ってみたい。
ナナツモリさんというカフェ&写真のお店が主催していらっしゃる様子。
http://nana-tsumori.com/

このサイトの中で、すごくいい言葉を見つけました。
「人が集まると、森が喜ぶ」
ゴミをほかすような人は喜ばれませんよ!
手入れする人や、自然を敬って遊ぶ人を、森は見守っていることでしょう。

先日大盛況だったらしいのは、ちんゆいそだてぐさ
郡山城の雰囲気を背景に、現代工芸作家さんや食関係のブースが並びました。

工務店さんが、自社イベントとして「マルシェ」されてたりします。
一箱古本市も「マルシェ」と言える。
オーガニックマーケットも「マルシェ」
大和高原では、「KasugaGARDEN」という場所ができましたが、
こちらでも面白そうなこと、始まっています。

作家さん(工芸作家さん、農産物の作家さんなど)とお客さんが直接出会って、
作家さんの人生観のようなものを感じ取って
「ほしいな」「買いたいな」となる感じ。
買わなくても、その場にいることがハッピーな感じ。

このアナログな感じが、いいなあと。

お祭の出店とは、ちょっと違うんですね。
(あれも風情を感じますが)
マルシェなら誰でも出店できる「可能性」があります。

また、現場で売る人と買う人の関係が生まれるだけでなく、
出店者どうしのつながりが生まれたりしていますね。
実店舗を持つ人は、イベントから店舗へのつながりが生まれます。
店舗を持たない人が「いつかお店を…」という夢を抱いて
出店を頑張っていらっしゃるケースもあるようです。

自分の持ち物が、「マルシェ出身」のものが増えると
楽しくなりそうだなあと思います。
気に入ったもの、好きだなと思う人の手になるもの、買って応援できるもの、
そういうものを増やしていきたい。

ま、ショッピングモールには、これはこれとして今後ともお世話になるんでしょうけども…。