23号がもうすぐ出来上がります。
23号のさとびごころの出稿を終えました。
「さとびごころ」は、創刊から年数がたっていますが
まだまだスタートラインにもたてていないのでは・・・と
思います。
わたし自身も、創刊時は通常の仕事(レイアウト)のひとつとして出会い、
編集に深く関わることは想定していなかったのです。
創刊時は、発行人のOさんが、(すごいことですが)ほぼ全ページを
書いていらっしゃいました。しかし、長くは続きません・・・。
次第に「協力してほしい」というふうになっていきました。
そして「協力」という意識から、編集する側へと
その心構えに変化が現れたのは、ここ2年くらいのこと。
「さとびごころ」とはどんなマガジンなのか。
腑に落ち切らないでいたことに、向き合う必要がありました。
散漫として理解できなかった部分を
自分なりに定義づけて考えなければならない。
それがない限り、自分の言葉として
「さとびごころ」をまわりの人に伝えることは
不可能です。
「100年住み続けたい奈良のための」というキャッチフレーズの意味を
自分なりに問いました。
100年後、自分がこの世にいなくなったときに
自分が一生暮らした地域に、豊かに存在してほしいものとは何だろう。
それは、
「水と緑と土、信頼と思いやり」でした。
これさえあれば生きていける、という必須項目だと思います。
そして、どうしても守りたいものでもあります。
多くの社会的課題も、ここからほぐれていけそうな気がするのです。
わたしは心の中で、この信念をもって、
100年後の未来のために、今種をまく人々に出合い
伝えていこうと思います。
それによって、自分もその一人でありたいとも思います。
わたしは未来を悲観していません。
希望の種を、ご縁の中でたくさん見つけたいと思いますし、
それを伝え、届けたいと思います。
世界でなく、日本でなく、この奈良で、足下から・・・。
今やっとそういうところに来ています。
そのためには、よりいいものを作る努力を重ねたいと思います。
どうなるでしょうか?(笑)
どうか、お力を貸していただけませんか?