2015年の年末、さとびごころの編集が山を越え、
年明けから最終調整をして、1月中旬には発行となります。

今年は、寝た子を起こすように、森林のほうへ関心が向いた一年となりました。

もともと、森と川については
気になるほうでしたが
町で暮らす子育て主婦だった頃は
森も川も遠くてわかりにくい存在でした。
目の前で、コンクリート護岸が進み、ダムができていく時代でした。
それがどうしても必要なことなのか、考える素材になるものもなくて。

それには社会のしくみやお金の流れなども
理解していかないと、見えてこないものがありました。
そして、自分の暮らし方、価値観の持ち方などが
変化していきました。

今は子どもたちも勝手に棲息（！）するようになり、
わたしもいろいろと、少しづつ出会いの機会をいただき、
知りたかったら会いに行って話をうかがう、
ということができるようになってきました。
でも、圧倒的に、わからないことのほうが多いですが（汗）

そうこうするうちに、現役として
じたばたできる時間にも限りがあることを自覚するようになりました。
老後の夢を妄想しつつも、
残された時間をどう使うのか、
自分と相談しながら過ごしています。

そして、コミュニケーションにかかわることを通して
少しでも、これからの人たちのために
と、思えることをやりたいと、今はそう思います。

そのために、どうしても大切なのが森林ではないかと
思いはじめています。川も、町も、海も、
森林をもとにして発想すると、なんだか明るいものが
見えてくるように感じるからです。

今日から年末年始モードに入ります。
仕事が生活の一部になっているため、
なかなかけじめがつけにくいのですが
意識的に仕事の手をとめて、
気のむくままに本を読んだり、アイデアをメモしたり
買い物にもでかけたいと思います。

今年新たに出会ってくださったみなさん
いつもお世話になってばかりのみなさん
ほんとうにありがとうございました。

感謝しています。心をこめて。