粟さんの本が出ました

2013年08月30日

と、言うまでもないことなのですが、今週のトピックです。

粟さんのFBページより。

【出版のお知らせ】
三浦雅之・陽子の初めての著書「家族野菜を未来につなぐ~レストラン粟がめざすもの~」が、8月末に出版となります。

伝統野菜との出会いから、これからの暮らしまで…。大和伝統野菜の魅力や、粟のすべてが詰まった書籍です。

出版を記念してトークイベントを開催する事となりました。ゲストは、「半農半X」で有名な塩見直紀さん。どんなお話になるのか、今から楽しみです♪

お近くの方、お時間ある方はぜひ。

<トークイベント>
日時:2013年8月29日(木)
   18:30~20:00 開場18:00
場所:啓林堂書店 奈良三条店
   (奈良市三条町497-1)
定員:40名(先着順) 

粟出版トークイベント

粟出版トークイベント

粟さんのFBページよりhttp://www.facebook.com/Project.AWA?fref=ts(FBアカウントを持っていない人も見ることができます)

定員わずか40名とあって、参加できた方はとてもラッキーだったのでは。おめでとうございました。(わたしも行きたかったなあ。でも、他の人に席を譲ったのです!)

わたしも発売直後に買いました。三浦さんとはNPO法人設立当時からのお知りあいですが、今まで聞いてきてこと以外のエピソードもあり、「ああ、そうだったのか」とさらに腑に落ちることがあります。また、大和伝統野菜をひとつひとつ紹介してあるページには、地域の人々と野菜とのつながりが書いてあるので、野菜を知ることはその地域を知ることにもなります。わたしなどは、何科の何種ですという話よりも、こんなふうに人の思いを通じて教えてもらえるといっそう愛着を感じるほうなので。野菜レシピも載っています。すごくざっくり、シンプルな手順で。きっと、「細かいところは、あなたの家庭の味で作ったらいいんですよ」という陽子さんからのメッセージ?

三浦夫妻は今や、時の人になっていらっしゃるけれど、昔も今もぶれない姿が素晴らしい。レストランは、農のある暮らしの素晴らしさに、誰でもが気づけるような入り口になっていると思います。そこで、美味しい野菜料理に身も心も癒されて都会の暮らしに戻っていく人がいたら嬉しいし、そこからなぜ三浦さんたちがこんなお店をされているのかというところへ興味をもっていただき、今の「種」が置かれている現状や、農的コミュニティーがもたらす可能性、希望といったところに関心が向いていってもらえたら…と願っています。

流行したりすたれたりする本ではなくて、いつまでも本棚に愛蔵し、いつでも手にとって開いて読みたい本です。わたしの本は、家族で回し読みしていますが、早く帰ってきてほしいと待ち遠しいです。(もう一冊買えばいいか)

プロの農家さんや家庭菜園家さんだけが、農にかかわっているんじゃないと思うんです。

野菜を食べない日はありますか? 一日たりとも、わたしたちが自然の恵みを食べない日はないと言えるでしょう。
だからみんなが、自分らしく農に関わることができます。消費の仕方、風景の見え方、報道の向こう側への想像力、身近な人たちとの関わり… いろいろなことから変化を起こしていくことができると思います。それも愛情たっぷりに、楽しく。

粟さんのFBによると、このイベントにはたくさんの来場者があり、またブログで報告されるそうなので楽しみです。

ほとぼりがさめた頃に、また清澄へ行ってみようと思ってます。(三浦さん周辺にほとぼりのさめる日はないかもしれませんけれども!)

粟のHP http://www.kiyosumi.jp/
粟のブログ http://kiyosumi.jp/project-awa/hoge/modules/d3blog/

奈良新聞さんの報道がありました
家族野菜を未来につなぐ-奈良新聞