家庭平和は社会貢献だと思ってます。

2016年01月18日

どんな人にも、長所と短所があるように、
家庭にも平和な側面と不和な側面があると思います。

わたくしと個人的に親しいみなさんは
うちは家族がとっても仲がいい
とおっしゃってくださいます。
その通りなのですが、、、、
不和な側面がないか?というと、
あるんですね。
それは、レッスンだと思ってます。

わたくしが家庭平和を
一種の信念のようにしているので、
なんとか、まあ
平和に過ごさせていただいています。

でも、周囲を見回すと
深刻な不和を内包されているケースも
けっこうあるようなのです。
案外むずかしいものなのかもしれません。

あのガンジーでさえ、
息子に厳し過ぎて、うまくいかなかったそうです。

家庭で平和を築くのに
いろいろ、気づいたことがあります。
人というのは家族でさえ
心の深いところまでは
なかなかわからないものだという前提にたち、
意識的に相手の思いを想像すること(特にもめたときなど)や
何かを伝えるときに家族といえども
ポジティブな言葉づかいをすること
などが重要だったりするなあと思います。

逆にいうと、何度も頭を打ってきた次第です。

時には我慢することも必要ですし、
我慢をためこまないでうまく解放することも必要ですし
工夫のしどころがあるようです。

ふだんは距離があっても、根底のところで
自分が愛されていて、どんなことがあっても受け入れてもらえて、
最後にはやっぱりここに頼ることができる、
という場所が家庭。
そういう場所を持つことで
それぞれの家族は、少し勇気をもらって社会に出ていけると思います。

だけに、家庭に何か問題があったり
家庭がなかったりする中で育つ子どもたちのことが
気掛かりです。
肉親でなくてもいいので、
家庭に相当する場所が、
誰にとっても、どうしても必要だと思う。

悲惨な犯罪を犯した人の
プロフィールを知ると
ほとんどの場合、愛情が足りなかった人たちです。

仕事をしている人のパフォーマンスも
家庭が安定しているかどうかが
大きく影響しますよね。

社会がうまくまわるための
レッスンが、家庭の中に
たくさん含まれているのではないかと
勝手にそう思っております。