耳を澄ませる。声を聞くために。

2016年02月08日

「あん」という映画を
見てみたいと思いつつ、まだ見ていません。

予告編を見たり、ネットで見かける記事を読むだけで
ぜひ見たいと思った作品のひとつです。

(そのくせ、まだ見ていないという・・・)

そんな折りも折り、原作を中古で(お安く ^^ )買い求めることができました。

ひきこまれて一瞬のうちに読了。。。
切なさと温かさが残り香のように
胸のあたりを漂いました。

その中で、心に残ったのが
「耳を澄ませる」という言葉。

そのとき、いかに「目」と「アタマ」ばかり
使っているかに気づかされました。

耳を澄ませれば、たいていのことは
どうしたらいいのか(どうしたいのか)
わかるのではないかと思えました。

セレニティー(静けさ)

という言葉にも最近ひかれます。

静かに耳を澄ませる時間が必要だと
思います。

(だからといってソファーでぼーっとしてしまうことを
正当化するわけじゃないんですが・・・)

耳を澄ませると、
眠っていた感覚を呼び起こすような感触があります。

騒々しい音もたくさん聞こえてくるのですが
それとは違うものを聞きたい。

目のまえにあるもの
(自分自身も含めて)
その声を聞く。

いわゆる「聴覚」とは違うところで
何かを感じられそうです。