東北旅-2 八戸にて
晩ご飯を食べようと、八戸の街へ行ってみました。
始めての青森県!今までは、最高でも岩手県でしたので、それだけでもわくわくです。
なんとなく繁華街らしきところの駐車場に車をとめ、「どこに行こうかな?」と歩きます。
こんなレトロな看板が現役っぽいところを見て喜んだり。
昔の日立のマーク!!
さて、
屋台村のような場所があるらしいので、そこへ行ってみようかと探していると・・・見つからず。
そうこうするうちに、我々の後ろから足音が。
そして、我々が観光客だと確信したかのように、足音の主が話しかけてこられるではありませんか。
「観光客目当てのところなんか、行かないほうがいいよ。高いだけだよ。
ほんとうにいい店を教えてあげよう。それは・・・・」
と、なぜだか親切なおじさんがそこにいました。そして、自分はこれから飲みに行く約束があるから一緒にいけないが・・・と言って
繁華街の闇に消えていかれたのでした・・・・!不思議な気持ち。
こういうのも、旅の楽しさですね。
さっそく、教えてもらったお店へ。
元バスガイドさんの、おばちゃんが
必要とあらば標準語ですらすらと観光案内を暗唱できるスキルをちらちらと披露しつつ
基本東北弁で(南部弁というのか・・・)ずーーーーーーっと話し続けてくれるんですよ。
これが聴きたかった!これこそ、旅の楽しみ!
そして、食べるものはもちろん、美味しいったらない。
美味しい海産物に餓えている我々奈良県民にとって、海辺の町である八戸の海の幸は最高です。
名物は鯖とイカらしいので、それはきっちりおさえました。
今思いだしても唾が出ます。
地酒もしっかり味を見ておきましょう。なにげなく選んでみたこのお酒のメーカーは、翌日の
JFLの会場にて、ヴァンラーレ八戸のスポンサーだったことがわかりました(応援せねば)。
この店での大発見は、南部と津軽はもともと別の藩だったのに、明治政府がくっつけたから
青森県になっていること。文化は今でも違うこと。
なんとなーく、平和な敵対意識があるといいますか。
青森にはラインメール青森もあるわけですから
ここでも「クラシコ」があるのですね。負けられない戦いがここにある!なんて。
それから、八戸のもうひとつの名物は「せんべい汁」だとのことで、オーダー。
さらに、なんでも特別に仕入れてきたというすじこ。
おにぎりと一緒に食べたら、最高にうまかった。すじこって、こんなに美味しかったかしら?という味。
奈良クラブのサポーターになっていなかったら、
「東北へ行きたいなあ」とつぶやくばかりで、結局行っていなかったかもしれません。
我々は、日本全国行きたいところだらけなので、とてもいいきっかけを頂いております。
さて、翌日は宿のママさんにお礼を言い、
海にむかって気合いを入れて
応援に行ったのですが・・・
でも、サポーター席からは「やっといい試合になってきた」という声も聞こえたのです。
(その後も勝てず、奈良クラブは鎮痛なムードです・・・・大変だ・・・)
はるばる集まったサポーターのお仲間も、いつも通り楽しくて、真剣でした。
会場に別れをつげて、これからは今夜の宿へ移動します。
つづく