楽しい夜、ごちそうさまでした。
奈良クラブの話が続きますが、これはメモしておかねば、という出来事がありましたので。
昨日、フェイスブックに奈良クラブのコールリーダー生駒さんより、「サッカーライターの宇都宮さんと一席もうけるので、希望者は返事ください」というトリビアな書き込みがありました。
宇都宮 徹壱(うつのみや てついち)さん。奈良クラブを応援するようになってからFBでチェックしている「スポーツナビ」のサイトでしばしばお見かけするお名前でした。
そして、この方、『松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン 』という著書もおありです。
映画クラシコの監督樋本淳さんは、この映画を撮ろうと思った動機について
「サッカーライターの宇都宮徹壱さんの著書「股旅フットボール」を読んだのがきっかけです」と、語っていらっしゃるではありませんか。(リンク)
ますます興味が…。スケジュールを調整できないものかしら。わたしとMくん(雅昭氏)には、一応、予定があったのですが。
前日の深夜、生駒さんからお店をどこにしようかという相談の電話がかかってきました。そりゃあ、粟ならまち店さん(株式会社粟さんも奈良クラブの法人ソシオ会員さんです)しかない!と思いましたが残念ながら定休日でした。いっしょにお店のことを考えているうちに、どうしても、やっぱり行くしかないと思い始めるわたし。Mくんは、宇都宮さんとご一緒できるトリビア性が、いまひとつピンときてない様子なので、とにかく説明し、都合を動かして参加することにしました。
そのときの模様がこちら
ここでは、クラシコのことなどが話題に上りました。
閉店時間になったので、生駒さんセレクトの2軒目のお店へ。こちらは、奈良クラブの応援に行くとき、マイクロバスをお借りする会社が経営しているご縁のあるお店。奈良クラブのサポートショップでもあるやたがらすさん。
2軒目のほうが、より打ちとけることができたような感じで。
宇都宮さんは相づち上手といいますか、みんなが話すのを「へえ、あ、そうなのー」というふうに受けてくださるので、誰もが楽しくお話しできたような気がします。
「せっかく地域リーグなんだからさ、上にあがればあがったで、いろいろ窮屈になる面もでてくるわけだからさ、今しかできないことをいっぱいやったらいいと思うよ。
奈良は鹿だけど、鹿には鹿島アントラーズがいるじゃない。だから、鹿そのまんまじゃなくて、せんとくんみたいな感じってどうなのかな?(ここで、せんとくんのセカンドキャリアについて談義)
試合結果も大事だけど、結局は何かインパクトのある工夫でもって、目立っちゃっうのが、結構大事だと思うんだよね」
このとき、みんなが次の試合で「自分が鹿のカチューシャをしている図」を想像してました。
今日は奈良クラブの取材でいらしたとのことですが、奈良クラブのことは前からご存知でしたか?
と、聞いてみましたら、2011年の地域決勝で見たのが印象的だったとのことでした。(あの雨の試合…忘れられない思い出です。)試合もさることながら、ユニフォームがすごいと、強く思われたそうです。そして、翌年の水玉(じゃなかった、あられ小紋?)のユニフォームを、セレッソのクルピ監督が所望されたという出来事にも注目されていました。(ああ、去年は天皇杯でセレッソと戦ったのよねー)
今回は、やはりあの岡山選手へのインタビューがメインの目的でいらしたようですが、それと同じくらいユニフォームに注目され、「フットボールとデザインの幸福な関係」について、いろいろと取材なさったそうです。改めて、ユニフォームって大事なんだなあと思いました。(中川政七商店さま、ほんま、すごいですね。)
最後に、宇都宮氏は、サッカーライターとかノンフィクションライターとか紹介されることが多いのですが、それ以前にカメラマンさんなのですよね。どこかで見かけたのですが「カメラだけではしんどいから書き始めた」というようなお話があったと思います。
その、カメラマンさんが、わたしたちを撮影してくださいましたのですよ。
「よってよってー。あ、中腰、中腰〜」
そしてこの写真です。宇都宮さんが映っていません。撮ってくださっているから!大事にします。
宇都宮さんのメルマガ 宇都宮徹一公式メールマガジン「徹マガ」
http://tetsumaga.com/