もうすぐクリスマス

2016年12月23日

クリスマスが近づくと
クリスマスソングを口ずさむことが増えます。

クリスチャンではなくとも
幼い頃のワクワクした記憶と重なるのでしょうか。

幼稚園のとき、遊戯室に集められ
「サンタさんがきましたよー」という先生の案内で、
なんとなーく園長先生にそっくりなサンタさんが
にこにこ登場していたシーンがいまだに記憶にこびりついています。

そして、その幼稚園では
毎日帰る直前に紙芝居を読んでもらえるのですが
その中で「赤鼻のトナカイ」のお話があったのです。
そのときは、ストーリーの意味がよくわかりませんでした。

後に、歌として出会います。

真っ赤なお鼻のトナカイさんは
いつもみんなの笑いもの
でもその年のクリスマスの日
サンタのおじいさんは、言いました

これが幼稚園の先生が言っていた話のことか、と納得。
だんだん意味がわかってきます。

赤い鼻をもって生まれたばかりに、
仲間はずれになったトナカイが
サンタさんに出合って
「君のその赤い鼻こそ、役に立つ」
と言われて再生する物語。

「わたし、このサンタさんみたいな人が好き」
「よかったなあ、このトナカイ、サンタさんに出合えてよかったなあ」

そして大人になった今
数々のクリスマスソングの中で、
この歌が一番好きです。

今も思います。
わたしは、誰かの赤鼻を見つけられるかしら?
見つけたいな。
赤鼻は、もともとは「人が羨む」ような特質ではない。でも、
それが自分(や、みんな)の役にもたつし、
その人の喜びでもあるもの。
気づきのある人によって、見いだされるもの。
そうものを、ひとつでも多く、見つけたいな、
と、この歌を口ずさむたびに思うのであります。

先日、クリスマス会に呼ばれてきました。
Rの歌を毎年楽しみにしてくださる方がいらっしゃるのです。
とても嬉しく、わたしたちも楽しみにしています。
今年も、行けてよかった。

また来年も、呼んでもらえますように。。。

NPO法人ほっとスペースゆう「木曜日の家」クリスマス会

NPO法人ほっとすぺーすゆうは、児童虐待予防の願いをこめて、孤立しがちなママと赤ちゃんを
毎週木曜日、長岡京市立あったかふれあいセンターに招き、
お昼ごはんといっしょに、子育ての大先輩たちと交流する支援を続けています。