ごはんとみそ汁
子どものころ、祖母が毎朝食べさせてくれたのがごはんとみそ汁。
今は1日2食か1食で、朝ご飯を食べないので
朝からごはんとみそ汁を食べることはなくなりましたが
大好きです。
最近、ごはんとみそ汁を再評価する記事が目につくのです。
人気サイト「北欧・暮らしの道具店」でも。
「朝は必ず野菜たっぷりの汁物をつくります。具材は余りものの野菜たち。前日のうちに、はしでもスプーンでも食べやすい大きさに刻んでおくんです。
それから、これこれ。朝ご飯ならずとも、毎日の料理が一汁一菜でという土井さんからの提言。
「一汁一菜でよいという提案」 土井善晴さんがたどりついた、毎日の料理をラクにする方法
「食」とは人が生きるための基本となる行為なのに、何かに強制されるように義務感で料理しているとしたら辛いですよね。生きることそのものが辛いことになりかねない。だから、少なくとも自分と家族を守るということなら、何もそんなにむずかしく考えなくてもいい、心の置き場、基本となる形さえもっていれば、もう食事作りに悩むことはないんだよと伝えたかったのです。
ごはんとみそ汁というのは究極の健康食だと思います。
わたしは、日々これをぷろぼの食堂でいただいています。
お米は奈良の水源地産。味噌は健一自然農園さんから届くオーガニックでしっかり熟成したもの。
お昼の定食には、かならずこれがついていますし、
夜の居酒屋タイムでも、おにぎりセット(おにぎり+みそ汁)が200円!!という
ありがたい値段で食べられます。300円の一品を選んでも、ワンコイン。ブラボー。
自分で作るのが一番ですが、それも「なかなか・・・」という人に、おすすめです。
ごはんは、糖質制限している人にはよくないかもしれませんが
みそ汁については、いいことしか思いつきません。
震災以後、「発酵食品」というものがどれだけ大事か、痛感しています。
日本人でよかった。日本食は発酵食品がいっぱいありますね。
味噌、醤油、酢、お酒、漬け物、納豆、などなど。
これらをちょっと意識して選ぶだけで、全然ちがうと思うのです。
しかも、みそ汁の具には決まりはなく、ほぼ、なんでも入れちゃってOK。
祖母は、いつも、その日そのとき、手近にある野菜を入れてくれました。
どんなものでも、みそ汁に入っていると美味しくなってしまうのでした。
ごはんとみそ汁の良さ、これからも大事にしたいです。
ちなみにですが、、、、ぷろぼののビルができる前、
「ビルができたら1階は食堂になる」ことが決まっていて、
そこをまかされることになった夫(現店長)が、
坂本大祐さん(だいちゃんと呼んでいます)に相談しながら「どんな店にしようか、どんなメニューにしようか」
と検討していた時のことです。
3人で食事をしているときに、だいちゃんが
「結局、ごはんとみそ汁だと思うんですよ。いいごはん、いい味噌で。上質の普通が一番いいと思う」
とおっしゃったとことに、とても共感して、「それ、それ、それだ」
ということになって、今があります。
ぷろぼの食堂のランチは、
おしゃれなカフェ的ランチ(まあ、夫はそういうタイプではないですし 笑)よりも、
ごはんとみそ汁が必ずついてくる定食になりました。
よろしければ、寄ってみてください。