近くにあるのに、きちんと見たのは初めてで。

2017年10月08日

奈良クラブの応援や、「さとびごころ」の取材のために、度々行くのが
橿原神宮前駅。

そこから、歩いて10分くらいのところにあるのが、橿原考古学研究所附属博物館。

ここにも取材で来たことがあるはず。。。
でも、きちんと展示を見たのは初めてでした。もったいない。。

企画展は黒塚古墳

写真=ウィキペディアより

三角縁神獣鏡がじっくり紹介れていました。
でも、それ以上に常設展示が充実していますね。
一日に、午後1時30分と、2時30分の2回、ミュージアムガイドがあるんです。

それも知らずに、企画展を観ていましたら
どこからか、説明する男の人の声が。
その声のきこえるほうに行ってみると、ミュージアムガイド中でした。
早速その一団に紛れ込んで聞いていると、面白いの何の。

主に縄文時代から奈良時代くらいまでが丁寧に展示されています。

見ごたえたっぷり(写真はGoogleマップからお借りしました)

クライマックスは藤木古墳の装飾品。。。

藤木古墳から出土した装飾品。レプリカを見て豪華さに感動してください。

のみならず、
東京の国立博物館所蔵のものも含めると
橿原で発掘された古代遺産が「ものすごいわ!」と痛感させられます。

古代に興味がある人だったら、きっと面白い。
あ、そういう人はすでに行かれていますね(^^;)

しかしですよ、ガイドの方がおっしゃるには
「どちらから来られましたか?あ、奈良ですか。ここはむしろ
東京方面の人が多いんですよ」
とのことでした。灯台もと暗し。地元の人って、案外少ないようです。
地元だからこそ、有り難みがピンとこなくて
わざわざ見なかったりするのでしょうか。
わたくしも、いつか行こう、いつでも行ける、、、と思うばかりで
実際にはこうして、初めてだったのですものね。

閉館時間も近づいたところで
見終わったあと、ここに何度か繰り返し訪れたいと思いました。
ガイドの内容をコピーできるくらいになったら
奈良で暮らす楽しさが倍増しそうです。

次回のお楽しみは、ちゃんと縄文時代から説明を聞くこと。
今回は、ちょうどそこだけ聞き逃しましたので。

奈良では、大和朝廷の時代から歴史が始まるかのようですが
縄文についても、もっと知られていいのでは?と
かねてから思っています。

今日聞き逃したのは、「またおいで!」ということですね、きっと。

楽しみが増えました。