ちゃんと知ってて。今年もうごめきだした。

2019年04月02日

毎年春になると、ここに書きたくなること。
それはベランダの緑たちが冬眠から覚める時。

何年くらい前だったか、ひょろひょろしたけやきの苗がうちにやってきて。

樹木の中でもけやきが好きなので、育てることにした。

最初の秋、冬になると落葉すると知っていても、
「大丈夫なんだろうか、枯れたんじゃないだろうか」と思えて心配した。
でも、つぎの年の春、こうして小さな葉っぱを見つけたとき、
ほっと安心すると同時に、自分のほうが励まされた。

春先は、「春だと思ってたのに!!!」と思うような寒のもどりがやってくる。
服装の選択にも困る。
春らしい服を着たいが、それでは風邪をひく。

そんな不安定な時期から、じわじわ芽をふくらませ、
こうして毎年、小さな葉っぱが生まれてくる。

同じことを、しゅくしゅくと、信じたとおりにやろうよと言われてるようで。

もうひとつは古株のヘデラ。

枝先が伸びたら切って、水栽培をするので、大きくはならなない。
茎が木質化するほど古株だけど、その堅い皮をやぶって
芽が出てくると嬉しい。

どちらも夏には生き生きと葉を茂らせる。
楽しませてもらおう。