ラグビーで盛り上がった10月

2019年10月23日

ノーサイドゲームで予習した甲斐あって、
ラグビーワールドカップは大いに楽しめました。

ベストエイトを決めた瞬間を、リアルタイムで見届けられて良かったです。

日の丸を背負って、誇りをかけて、挑戦して見せてくれるのは
スポーツだけですよね。
日本人を誇りに思えるのは、幸せです。

今回は、受け入れる人たちの心の温かさや
台風で被害にあった地域でボランティア活動する海外の選手のこと
日本式に盛んにお辞儀をしてくれる外国チームのことなど

いつもは気持ちが重くなることばかりが流れるニュースで
「いい話」に触れられるのも嬉しかった。

南アフリカに負けて準決勝には進めませんでした。
それまでの日本とは違い、何をやっても封じられていました。
南アフリカの準備も優れていたのかもしれませんが
私の目には、ベスト8までに力を出し尽くし、故障も抱え、
もう万全の体制では戦えない状況にあったのではと見えました。

ラグビーは、荒っぽい競技ですよね。
だけど、ノーサイドの後は、恨みがましいことを言わずに相手を讃える文化があるんですね。
客席も、敵と味方が入り混じって座っていて、試合中はヤジなどもなくて。
そんなところも魅力ですね。
さっきまで、ぶっ倒してやる!と思っていても、水に流すことはできるんだ。
私も、いくつか水に流したいことがあるので、ラグビーに倣いたいと思います。

現実の社会には、絶対的なジャッジを下す審判はいません。
いたら独裁制ですから問題です。
一人一人が、自分の考えを信じて、失敗したり喜んだりしながら
やっていくのですよね。
最後に、自分なりの納得が得られたら、それがノーサイドなのかと思います。