3月になりました。
3月でなくても、ドライブに出かけるのが好きですが、
これから春らしさが増すにつれて、どんどん楽しくなってきます。
でも、その楽しさがプツンと途切れるシーンに出会います。
「ここ、前は雑木林だったんじゃない?」
という場所が、大きく大きく削り取られているところを
目にするようになりました。
明らかに増えています。
それは、メガソーラーじゃないでしょうか。
木を倒して山を削って、土を剥ぎ取って、
「自然にやさしいエネルギー」(どこが?)を売る。
やっているのは誰?
お金に困っている人ですか?
それとも、「もっと儲けたい人」ですか?
水や太陽の光といった自然の恵みは本来、
あまねくいのちに平等に降り注がれるもの。
人が足るを知り、独占しようとさえしなければ、
永遠に恩恵をもたらしてくれる。
それがいのちのエネルギーの本質なのだ。
にもかかわらず、大地を削り、ソーラーパネルで覆い、
そこに降り注ぐ太陽の恵みすべてを独占しようとすれば、
必ず大地を傷め、いのちやエネルギーの循環が途絶える。。
その痛みはより大きくなって人間にはね返り、じわじわ未来を削り取ってゆく。
自然界の摂理を尊重できなければ、「自然エネルギーの利用」も、
それは致命的な副作用のように、より解決困難な問題となって、
私たちに返ってくる。
https://chikyumori.org/2019/12/05/エネルギーといのちの法則/