今がいちばん幸せだね、と言われて。
年に数回は、実家に帰るようにしております。車で4時間。寄り道したら5時間。
理由は、母に会うためです。
おかげさまで、体力は落ちているものの、頭はしっかりしていて、まだまだ会話が弾みます。
あと何年、こうして会えるのだろうか、、、という思いが
一年、一年、増してきて。
おそらく、会いにいくことこそが一番喜んでくれることなのだろうと推測して
時間を作るのです。
母は、細かく丁寧な人なので
私を心配するときも、常に「細かく丁寧」で、
その心配が無用だということを説明するのが大変でした。
私も、若い頃から今まで、人並みにいろいろあったけれど
いつも、最後は、結果オーライに持ち込んできましたから。
状況を変えようとするより
現状を認めて考えかたを変えたり、振り回されないことが
コツなんだとわかりました。
そんな母ですが、前回の帰省で、ポツリと「あんたは、今が一番幸せだね」と言いました。
なんだか、私を見ていて、そう感じたらしいです。
それならよかった。ほっとした。
母には、安心してのんびりと暮らしてほしい。
義務を果たすのに精一杯の人生だったから
今は 自分の楽しみを一つでも見つけてほしいと思っています。
いつもなら、この時期、実家に帰ることが多いのです。
今年は、コロナのことがあって、自粛しました。
でも、夏頃には帰りたいと思います。
母が生きてくれているうちに。
ありがとう。
母の日も電話しなかった。ごめんなさい。
母の日でなくても、いつも、感謝しています。