ねぎは干してある。きゅうりはタネが芽生えた。大根のために耕す。

2020年08月05日


草取りから救出してみたツユクサの、花が咲いた。

 

 

たまに予定があって、休む日はあるものの、
怠けるということはなく、原則として毎朝、畑に行くのが日課になりつつある。

早朝に家を出る。畑で過ごしている間に日が昇り、日向ではじっとしていても玉の汗が落ちてくる。
蚊がすごいので虫除けに竹酢蒸留液を使ってみたが、なかなか良かった。
もしさされても、すかさず竹柵蒸留液をヒタヒタとつけておくと、悪化しない。
(掻いちゃだめ)

耕し途中の一畝畑の土を砕いて、ならした。
ここに、豆以外のものを少し足していこう。

師匠に見守られながら、というおかげで
次に何をしたほうがいいのか、すぐわかる。
言われるがままに、ついていく感じだ。

ねぎは、畑にあるものを引き、2週間くらい軒下に干しておくのだそうだ。
なぜかは、わからない。言われたとおりに干してある。
お盆までには、一畝畑に植えることになるだろう。

きゅうりのタネを蒔くように言われた。1ポットにタネ3つくらい、埋めた。2日ほどで芽が出た。

芽が出ると感動する。どんな芽であっても、感動する。
芽が出たら、弱々しいもの、成長が思わしくないものを間引く。かわいそうだけど、さよなら。

1ポット、1苗。これを近日、畝に定植する。予定よりも1苗か2苗多めに定植する。すべてが順調に育つとは限らないからだ。
師匠の畑では3苗が立派に成長しており、毎日のように収穫が可能だ。わずか3苗でこうなるのなら、うちは2苗でも食べ切れないだろう。

ねぎと、きゅうりを並べて植えよう。これで、一畝畑に豆、ねぎ、きゅうりが並ぶ。すみっこに、わたしのハーブコーナーもある。

大根は別の畝を借りることにした。深めに耕す必要がある。発芽温度が20度から30度ということなので、夏の間にタネを蒔くのだ。
ことしは自分で育てた大根が食べられるだろうか。師匠によると、苗が小さいうちは、毎日虫とりをするか、農薬を撒くか、だそうだ。
今のところ、虫とりに挑戦するつもり。
ほんのちょっとしか育てないのだから、できるかもしれない(産業用なら無理だろう)。

畑では、(たいして体を動かしていなくても)汗だくになり、家に帰るとそれがすーっとひいていく。
汗をかくのは気持ちがいい。デトックスになるだろう。
土に触れるのも、免疫力が高まる気がする。

いつかどこかの新聞記事で(保管してあるはずだけど、見つからない、、、)
有機栽培の野菜を食べると、農薬等を解毒する効果があるという研究結果が載っていた。
慣行栽培と比較してあった。こちらは、そんな効果は見られなかった。

今までの時代、すなわちわたしたちの世代までは、幼い頃に自然栽培に近い食べ物を食べていた。
途中から、商品作物が増えて、知らない間に農薬まみれ。
現代の子どもたちは、親が有機栽培にこだわっていなければ、やはり蓄積したものがあるだろう。
ジャンクフードも増えている。だから、今の若い親たちは、子供のころにアトピーに苦しんだ経験などがあり
食べ物の安全に関心をもつようになっている。まだ少数派かもしれないけれど、広まっていくだろうし、そう願う。

わたしたちは、今さらだけども、畑に触れてみて、楽しさ、ありがたさ、面白さに目覚めた。
畑通いは、当面、挫折せずに続きそうだ。

ただし、1日1時間、一畝畑で、ぼちぼちと。