びわの種を植えてみたら芽がでた。

2020年08月23日

びわの実の最盛期は、5-6月ごろと言われる。我が家でも、きっとその頃にびわを買い求めたと思う(はっきり覚えてない)。
目的は、びわを食べた後で種を植えたら芽がでるか?を実験するためだ。

 

びわにはこれまで、ひとかたならぬほど世話になってきた。次男は赤ちゃんの頃、非常に肌が弱く(親のわたしの責任だと思えて、申し訳なかった)、赤くなったあとでジュクジュクになってしまうのだが、びわの葉エキスを湿布してやるときれいになった。
1歳ごろまでには、肌の調子はずいぶんよくなり、荒れるのは肘の内側などに限られるようになった。
それも5歳になるころには、安定するようになった。
この間、荒れたところにはびわエキスをひたひたと塗りつづけた。テッシュにしみこませて肌にはり、ラップしておくとさらによかった。相性がよかったのか、すっと治ることに驚いた。
さぼると、また荒れる。何度も塗ればよい。ステロイドなどはどうしても使いたくなかったから、びわの葉さまさまだった。

 

次男は今でも皮膚は強くないけれど、食事に気をつければ大丈夫だという確信がある。
特別なことは必要なく、家庭のごはんを食べるだけ。つまり、コンビニ弁当や出来合いの惣菜や、インスタント食品などを一切やめて
普通のごはんを食べるだけで肌の調子はキープできる。
もうびわを必要としなくなったが、ここまでくるのには、びわの世話になった。

 

思うに、びわは生命力が非常に強いのだと思う。その生命力が肌を治してくれるのだろう。

だったら、種を植えたらしぶとく芽生えるのではないか?試してみたい。というだけの理由で、今年はびわを買ったのだった。(ふだんは、あまりびわを食べないけれど)

 

そして芽生えたのが上記の写真!このまま成長を見守りたい。大きくなったら植木鉢に引っ越しさせ、長く楽しもう。そして、びわの葉エキスを自給しよう。スキンケアにもよいし、お茶にして飲むのも良いだろう(購入すれば結構な値段)。びわの木は時々、庭に植えている人がいる。農村にいくと、田んぼの近くにびわの木を見かけることもある。みんな、知っていたのかなあ、びわのありがたみを。

 

うちのびわくん、夏の暑さを乗り切りましたね。これからも元気に育ってください。

同じように、よもぎ、にんにく、スギナ、松葉、あげたらいくらでも、薬効のある草がたくさんある。雑草だとしか思われていないものの中にも、多くの薬草がある。全部試すのは無理があるとしても、知るたびに得をしたような気持ちになるものだ。