はじめてのアルウィン – 3

2013年11月29日

いつのまにか、チャントが響き始めていました。山雅のゴール裏やスクリーンが真正面に見えます。わたしたち的には、ここはベストポジションです!

すっかりうまった観客席。

なにやら拡声器の声が聞こえてきます。まさか正面のゴール裏から届いているとは思えません。
すると、観客席のブロックごとに、こんな人たちが巡回されているではありませんか。

段ボールに手書き、っていうのはしびれました。応援の仕方を教えて回ってくれているのです。ほとんどの方は、とっくにご存知のはずで、よく心得ていらっしゃるのでしょうけど、わたしたちは、これで応援しやすくなりました。「拍手は上でやったほうがいいんですよ。時々休んでもいいので、できるだけ上でやってくださいね」という具合です。

なり響くチャント。若々しい男性の声が勝っています。

山雅のゴール裏はこんなふうに見えました

選手たちのアップが始まると、選手チャントも聞こえてきます

あの山雅ゴール裏を近くで見てみたい!!! わたしはカメラを持って、正面のゴール裏へと駆け出しました。

ど・迫力。

統制のとれた、サポーターたち。一人一人がそれぞれに、真剣なんですけど、この日のイベントを楽しんでいます。


旗を持つ人、コールする人の矜恃を感じました。見えるかしら、白いシャツを着てこぶしを突き上げようとしている人がコールリーダー。観客席には老若男女。子どもたちにも気合いが入っています。


この人数で同じポーズととると、ほんと迫力があります。美しいくらい。
誰にも催促されず、みんな当たり前のように、タイミングよく、「オー」

山雅席と愛媛席の境界には、こんなスペースが。

そして、会場の全員で、タオルを掲げる荘厳なシーンを見ました。以前、ガンバの応援に行ったときに、この文化を知った次第ですが、そのときはただ、ただ、従うだけでした。今回は、この空気に「わー、すごーい」

最初は拡げて掲げてます


曲調が変わると、いっせいに振り回し始めます。
会場全員、いっせいに。ものすごいタオルの数。

試合中は、カメラを持つより、試合を観ていました。選手の名前などが、ほとんどわかっていませんでしたが、プログラムを見て勉強しながらの観戦。
地元新聞の号外が配布されており、山雅がプレーオフに進む条件が解説してありました。自力では無理ですが、他のチームの結果次第では可能性があるとのことでした。