再エネルギー促進賦課金

2014年01月11日

今朝も、すごく寒かったです。寒に入って、朝晩の冷えかたが厳しくなってきました。
が、天気さえよければ、昼間は南向きの部屋であれば、けっこう温まります。
しばらくはストーブを消して、過ごします。
夕方になるまで。

さて

再生可能エネルギー発電促進賦課金て、ご存知ですか。
「電気ご使用料のお知らせ」に書いてあります。

再エネ賦課金

資源エネルギー庁のサイトによれば、これは「再生可能エネルギー賦課金」と「太陽光発電促進付加金」を合わせたもので、
全員から徴収されています。そのお金がどうなるかというと、

皆様から集めた再エネ賦課金は、電気事業者が買取制度で電気を買い取るための費用に回され、最終的には再生可能エネルギーで電気をつくっている方に届きます。

とのことです。
http://www.enecho.meti.go.jp/saiene/kaitori/surcharge.html

ハウスメーカーのCMなどで「電気を自給する家」「余った電気を売って電気代を安く」というのがあります。わたし、かつては、これはいいなあと思っていました。そうすれば、太陽光発電が促進されるなあと。
でも、上記のとおり、賦課金が電力会社の電気を使っている人全員から徴収されているということは、もしも、みんながどんどん買電していったら、この賦課金も増えて、みんなの電気代があがっていくんですよね?太陽光発電システム導入は、安くないですので、生活に余裕のない人が最後まで賦課金を払い続けることになるのかなあ。

余った電気は、売らなくても蓄電できたら…と思い、家庭用の蓄電システムを検索してみましたが、
「停電しても家中の家電を10時間動かせる!」みたいなのは200万円くらいかかるようです。
なるほど。甘くないな。

家庭用蓄電池、半額以下の90万円に パナソニック という記事がありましたが、高価ではあります。

パナソニックの家庭用蓄電池

蓄電能力は5キロワット時。机の横などに無理なく置けるサイズで、パソコンや冷蔵庫、テレビなど複数の機器を同時に数時間稼働できる。停電など非常時用のほか、日常でも割安な深夜電力をためて日中に使えば電気代を減らせる。

ですが、「電気は電力会社から買うだけとは限らない」「少しでも電気への依存を軽減していこう」という動きは、確実に広まっているように感じます。
個人的には、特に原発依存の発電はほんとうにもう、深く反省して慎むべきであると思っており、国はなかなかそのようには進んでくれませんが、一人一人が思いをもって生活に反映していくことで変化が生まれると思っています。