今読んでる本-1 江戸に学ぶエコ生活術

2019年03月10日

大地の川、江戸の学ぶエコ生活術、樹木たちの知られざる生活

 

仕事をしていないわけではないのですが、当方は、固定の依頼先からの仕事ばかりです。
「こんなことをさせていただきましたー」という発信もしておりませんので

こいつは仕事しているのか?と思われるかもしれませんが

深夜残業なども、たまにしています。

そんなときに限って、本が読みたくなるのは、何かこう、逃れたいという心理でも働くのでしょうか。テスト前になると編み物がしたくなったのを思い出します。

すきま時間に、少しずつ読み進めるのです。

今読んでいるのは「江戸に学ぶエコ生活術」。
(アズビー•ブラウン著 幾島幸子訳 / 阪急コミュニケーションズ 2011年)

江戸時代がリサイクル社会だったことは知られていますよね。
これは、アメリカ人の著者によって、日本人が書くのとは少し違うテイストで書かれているところが新鮮です。

前書き(日本語版によせて)より。

現代の日本には江戸時代について情報があふれるほどにあるにもかかわらず、江戸時代のライフスタイルと今日の日本人の暮らしを結びつけ、農業やエネルギー、交通、廃棄物、建築など人間生活のさまざまな側面に関して江戸時代から学べることや、そこに生まれる可能性の大きさについて述べたものはほとんどない。

(略)

江戸時代の日本人は実に賢明で美しいライフスタイルをもっていた。

(略)

けれども同時に、わたしは日本の読者がこの本を読んで、わが身をふり返ってほしいとも願っている。確かに江戸時代に日本人がなし遂げたことはしばらしいが、彼らはそのほとんどを捨て去ってしまった。もはやその痕跡はほとんど残っていない。これはきわめて残念なことであり、悲劇だともいえる。

日本人には、日本が足りない。

わたしも、学びたい。江戸時代までさかのぼると、なかなか応用しにくいこともあるかもしれませんが、戦前までのライフスタイルは多いに参考になると思っていて、もっと学びたいと思います。そのベースは江戸時代にあると思うので、この本を読み進めるていくことは目下の楽しみです。

この本と同時に買ったのが、後ろにある本と手前にある本。
どちらもちらちら読んでいますが、めっちゃいいです。

こんな本を読みたい(または読んだ)、という方がおられましたら
きっと気があうと思いますので、ぜひ友達になってください(^^)

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