楽しく簡単なエコをいつも探しています。

2020年05月13日

エコロジーという言葉が広まり始めたのは80年代だったように感じています。
(日本では70年代から言われ始めたそうですが、自分が自覚したのがそのあたりだったのでしょう)

80年代から90年代にかけて、自然が売り飛ばされている、、、と感じたことから
エコロジーに関心を持ちました。
それまでは、わりと人ごとだったのですよ。。

それまで知らなかった事実に触れてみると
便利でお金のかかるバブリーな世の中が、このままでいいはずはないと思えました。
知り得たことを人とわかちあいたいと思う一方で
「環境」とか「自然」などというと
周りから浮きましたし、何か偏った考え方の持ち主、というレッテルを貼られる印象があり
それでは逆効果です。

あれがだめ、これがだめ、という言うのも
なんだか気が滅入ります。

そんなとき、「楽しい」から変えてみる。
という発想でいきたいと思うようになりました。

そして、「正しいけど、ハードルを感じる」ことを無理にしないで
これならできる、これなら希望を感じる、というものを選択するようになっていきました。
最初はゴミの分別だったかしら。
(当時は、今ほど分別が進んでいませんでしたので)
もっと進んでいる友人たちからインスパイアされたこともありました。

わたしのようなめんどくさがりでもできることなら、誰でもできるんちゃう?
と、思うような簡単なことでも、実際に広く定着したら、かなりよくなると思いますし、
近年はすでに、自然と調和したあり方を求めて、実践している人たちが
本当に増えたと感じています。嬉しいこと。
それでもまだまだ大多数の人は、自然のことなんか考えてもピンとこない状態かもしれませんが、
ある一定のところまでいくと、するするーっと、それが当たり前になるのではと予測しています。

>庭のない暮らしでも、ベランダで野菜を育ててみる。失敗してもオッケー。食べ物が育つ姿を見るだけでも、感動。
>川の近くを通ったら、じっと見てみる。(落ちてるゴミが残念だったり、意外にも生き物がたくましく生息していたり)
>食べられる雑草をチェック。初夏は雑草が生き生き。薬草になるものがたくさんあります。もし食べなくても、「これ食べられるー」と思える楽しさと安心感。
>合成洗剤にさようなら。重そうとクエン酸(または酢)でほとんどの汚れは安全にクリーンナップできる。
>無添加石鹸にチェンジ。手も体もシャンプーも、無添加石鹸にするだけで気持ちいい。知人が石鹸作りワークショップをしていまして、そこで受講して作った石鹸も愛用してます。石鹸の話も長くなりそうなので、ここでやめなくちゃ。
>自然の豊かな場所に身を置く。定期的に充電しています。出先で美味しいお店を見つけるのも楽しいですし、お弁当を作って行き、外で食べるのも最高。
>掃除機をほとんど使わない。日々の掃除は箒と雑巾がけで超すっきり!!でも、掃除機は処分せず、時に応じてたまに使います。
>使い捨てのプラスチックから順次脱出。毎日消費する食品や日用品が、とことんプラスチックで包装されているのは残念です。捨てるなら、燃えるゴミになったほうがましではないかと、個人的には思っています(高温のゴミ焼却炉であれば)。プラスチッックを使うなら、長く使える(使いたい)ものを選ぶ。
>お化粧品は最低限。ふだんはすっぴん。基礎化粧品も化粧水と天然のオイルだけ。(美容効果の高いものほどリバウンドがあるらしい)
>化粧水は、手作りも併用。水とグリセリンをまぜるだけ。
>肉食を減らす。やめないけど、減らす。(飼料となる穀物を食品にまわしたら飢餓が減るという説あり)
>食べ物を食べきる。(食品ロスをなくせば飢餓が減るという説あり)冷蔵庫と相談だ。
>味噌、醤油、塩だけは、天然のもの!食品すべてにお金がかけられなくても、ここだけ守れば随分違うはず。
>安易に薬に頼らない。まずは自然な方法はないかをチェック。それでほとんどいけてしまう。腹痛は温めるだけで治る。

達人の方々からすると、なんじゃこりゃっていうほどにイージーなことばかりですが
ひとつ気づきを得るごとに、少しずつ変わってきています。
頭でかわるのと、実際に暮らし方に変化が生じるまでにはズレがあります。
今、気づいていても、実際には変わっていない、だけど変えたい、と思うこともたくさんあり、それを実践してくことは楽しくて、気持ちいいこと。
どんなにささやかなことでも、たった一つでも、何かできたら、それは素晴らしいことだと思います。
自然が許す範囲で、「ありがとう」って思いながら暮らす。それが楽しい。

PS コロナが終わったら、堂々と出かけられるのが楽しみ。今は自粛自粛で、どこへ行くのも気を使います。
  これからも、適切な注意は守りつつ、もっと自由になろう。いい意味で、お金を回そう。苦しみから楽しみへ。