『吉野貯木』展
『ちょぼくブック』発刊記念イベント「出張『吉野貯木』展」
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3月11日(火)~23日(日)奈良県立図書情報館のホールで、吉野貯木をテーマにした展示が行われています。
昨年の11月、吉野貯木まちあるきに参加したことを、以前に書きました。それ以来「吉野貯木」と聞くと、「え?なになに?」という状態です。
そのときから、このイベントのことや、29日にリリースされる「ちょぶっく」のことは聞いていましたので、気になっていたのです。
県立図書館へ行く用事がありましたので、ゆっくりみてきました。
展示されている写真と文章のパネルは、たぶん、ちょぶっく(ちょぼくぶっくと言うのかもしれません)と連動した内容になっている感じ。
昨年出会ったよろすぎさん(吉野中央木材さん)や、ひじりやまさん(坪岡林業さん)、丸商店さんの木製携帯ケースも写真に映ってました。
でも、本当は、吉野貯木へ実際に行くしかないと思います。人物の表情は写真のほうがよくわかるんですが、(だって直接お会いしたときに、じーっと見るのは恥ずかしいですが、写真ならOKですもの)町の雰囲気は、行くしかないです。吉野川、旧貯木場、旧引き込み線の線路、軒を並べる製材所…、昔ながらの良さを今ならではの感性でプレゼンしてくれるパワーを感じます。観光としても楽しいのですが、木のある暮らしにもっと近づきたい、もっと戻りたい、という気持ちを高めてくれるような気がします。
3月29日には、いよいよ第3回貯木まちあるきが開催されます。
http://yoshinochoboku.okoshi-yasu.net/
わたしは今現在、行けるかどうかきわどいところですが、気持ちとしてはこちらへ行きたいところ。
お時間のある方はぜひ、予約をしてください。予約されると、当日発行の「ちょぶっく」が貰えます。
(すっごくいい本らしいです)
さて、この展示イベントの中で、わたしの目がひときわくぎづけになったものがありました。
それは人形です。木くずと粘土をまぜたもので作る人形。
「テレビチャンピオンだ!!!」と、大きな声でつぶやいてしまいました。
とにかく、実物を見ていただくしかないのですが、せめてもの雰囲気をお伝えするため、作者のみちやすさんのHPから写真をお借りします。
こんな作風。
HPはこちらhttp://dekikoto.com/
ものすごく精密で、表情がすばらしいです。林業や日本の原風景の尊さが伝わってくる作品でした。
ぜひぜひ期間中に県立図書情報館へどうぞ。