学ぶはまねる と アイデア
「人のマネをしない」
「自分にしかできないことをする」
そのように努力されている方のものは
たしかに「すてきだ」と感じることが多いのです。
でも、そういう人でも
きっと、そこに至るまでにまねて学んだ時代があったのではと思います。
まねたものが、その人の中に染み込んでいることは
見ればわかるもの。
あこがれて、まねして、わくわくする。
というステップは誰にでもあると思います。
趣味や遊びの範囲なら
真似るのも楽しいですよね。おままごと、楽しいです。
そこから、だんだんと、「自分らしさ」という次元に
到達できたらいいですね。
でも、(まねるのはいいとしても)
まねたもの、いわばお手本を自分のオリジナルだと公言して
報酬や権利まで手にいれようとすると、、、、
大変なことになりますね。
学ぶレベルをとうに超えている方が
堂々とさなっていると
そんなものなのかーーーーと、「へえ」ボタンを押してしまいそうになります。
(「へえ」ボタン通じなかったらすみません)
その一方で、学びは一生続くものでもあります。
素敵なものに日々気づくことや
集めることは、仕事の一部のようなものだとも思います。
「アイデアとは、すでにある情報の組み合わせである」
ということばがあり、
「すでにある情報」は、畑でいうと土のようなものだと思うんです。
それは日ごろから自分で集め、発酵させておくもの。
いつ役にたつかわかりません。備えておくもの。
ですから、組み合わせ方こそがアイデアなのかもしれません。
すでにある情報(や、素材)が、「もともとはここにあったよ」と
わかったとしても、「もともと」とは別ものとして
成功している場合は盗作とは感じないものです。
「組み合わせる」力・・・。
もっともっと、頭の柔軟体操をしよう。