降りてゆく生き方
ネットでその存在には気づいていたものの、見る縁がなかった映画を
やっと見てきました。奈良県初上映だったそうです。
会場は空席が少なく、関心は高いと思いました。
タイトルですでに共感してました。
実際に、人生下り坂年齢なので、降りようとしなくても降りている最中なのですが
降りると言う言葉をポジティブに感じさせてくれます。
ひょうきんなシーンも折り込まれ、主演の竹田鉄矢さんが笑いをとる演技はさすがです。
重要な設定として酒蔵が登場します。
かつて『発酵道』という本を読んだことも思いだしました。(この本おすすめです)
自然の一部として生きていきたい。
すでに自然が無料で用意してくれているしくみを恵みとして受け取って暮らしたい。
そういう気持ちになります。
街で暮らしていても、いなかでも、同じだと思います。
この映画は上映会のみで公開されているそうです。
そういえば、わたし、かつては趣味で自主上映会企画とか
よくやっていたんですよね。
子どもが小さいのに、よく頑張ってたものだと思います。
このごろ、またやりたくなってきました。
商業映画としては、華やかなヒット作になりにくものでも
「見てよかった」と思った人が、次の人にも見せたくて
企画していく上映のしかたって、いいなと思います。
降りていく生き方の上映会を「わたしたちもやりたいね」って夫と話しています。
まだ見ていない人、一度見たかったという人に
見る機会を提供させていただけたら、嬉しいです。
それまでに、同じ会場で見た人のなかから
上映会をする人があらわれるかもしれません(?)
そんな話が聞こえてきたら、ぜひご覧になってみてください。
ごあいさつさせていただいたN様、ありがとうございました。