オルタナで国産材CLTによるビルのニュースが紹介されました

2015年11月11日

http://www.alterna.co.jp/16554

来春、奈良に障がい者支援施設として5階建ての木造ビルが建つ。全国的にも数少なく、関西では初めてだ。とくに福祉用途の木造ビルは例がないとされる。(森林ジャーナリスト=田中 淳夫)

ぷろぼの福祉ビル パース

ソーシャルイノベーションマガジン「オルタナ」で、いつもお世話になっております社会福祉法人ぷろぼの様のビルのことが紹介されました。(エルインクは、ぷろぼの様の広報物の制作に、一部関わっております)

CLTとは、

分厚い木材の板を幾層にも直交させながら重ねたパネル

です。

この素材を使って、どんなビルが計画されているのか、ぷろぼのはどんな意図があってこのビルの建設を決断したのか、このビルが建設される意義とは何だろうか。

と、思われる方は、リンクをクリックしてオルタナサイトへ行ってみてくださいませ。

ちなみにですが、「さとびごころ」21号の特集で執筆いただきました森林ジャーナリストの田中さんによる記事です。

そして、今週は、岡山県真庭市にあります銘建工業さんへCLTが製造されるところを見学&取材しに行ってきます。

軸組み工法による建物が少なくなってきました。その良さはこれからも、消えてほしくはないのですが、
その一方で、ビルは鉄筋コンクリートばかりとは限らない、木造であってもCLT工法でもってビルができる時代が来たともいえます。国産材による、(燃やして消えてしまう使われ方だけでなく)街のランドマークとして長く生き続ける利用法として、このビルがひとつの提案になればいいなあと、願っています。

参考サイト
http://clta.jp/一般社団法人 日本CLT協会(Japan Cross Laminated Timber Association)