麻のおさらい-1

2015年08月24日

麻については意外と知られていないことがたくさんあります。
それが、今どんどん知られ、広まっているように感じるのですが、
みなさんのまわりでは、いかがですか?

久しぶりにゆっくりと話をした友人は
「将来は麻の畑をもち、商品をつくり、販売もしたい。麻を中心に仕事をしていきたい」と
夢を語っていました。ここでいう麻は大麻です。

「大麻」というと「麻薬」が連想されます。
実際に、栽培すると逮捕されます。
しかし、衣料としても麻は普通に流通しているのはどうしてでしょう?
蚊帳は?シーツなどに使われるリネンは?

麻にはいくつか種類があるのですね。

大麻(ヘンプ)アサ科 の他に

亜麻(リネン)アマ科
苧麻(ちょま・ラミー)イラクサ科
黄麻(ジュート)シナノキ科
マニラ麻(アバカ)バショウ科
サイザル麻(サイザルヘンプ)ヒガンバナ科

となっていて、全部科が違うではありませんか。
でも、丈夫なところは共通しているようです。奈良では昔から奈良晒が有名ですが、
これは苧麻だったと思います。国産はほとんどなく、中国からの輸入と聞いていますが・・。

気になるのは「大麻」です。
これは、ほんとうに何か悪いものなのか?いやいや、むしろすごく
いいモノなのではないか?われわれは、何か大きな誤解をしてきたのではないか。

このように考えて、自分なりに調べたり、
実践したりする人が増えているようなのです。
法規制の対象外の部分で麻をもっと積極的に取り入れてみたい、と。

いよいよ、そんな時代になったかー。
わたしも通販で麻の実とオイルを購入しました。
到着が楽しみです。

そしてしばらくの間、麻のあれこれを書きながら
情報のおさらいをしていきたいと思います。

手元に保存してあるものを、いくつかアップしておきます。

朝日新聞 2013年6月ごろ

出典わかりません 2013年12月ごろ

そして、最近関西でも講師に招かれたりして有名になりつつある方がこちら

日本海新聞 2013年5月28日

どうやら2013年ごろから麻のことを調べ始めたようです、わたし。
それ以前に、神主をされている方から
「麻は古来日本人にとって大切な植物」「一般には誤解されている」と伺ったのが
きっかけだったのですが、その頃は小耳に挟んだ感じでした・・。
どんだけ、ほったらかしてきたのでしょう。笑

でも、今は「もともと日本人に馴染み深いものなのに、
どうして厳しく規制されなければならないのか」かえって怪しいな?なんて思いつつ、
逮捕されるつもりはありませんので、きちんと商品として流通しているものを
取り入れていきたいと思います。

次回は、麻は麻でも大麻について、あらためておさらいを。
まずは、わたしたちにとっていかに身近なものであったかについて。
麻を取り入れたい理由・いくつかの魅力とポイントについて。

この秋には、智頭町へ行ってみたいと思っておりますので
ほんとに行っちゃったら、ご報告する、かもです。

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