ローカルという言葉をおしゃれな媒体で普通に見かけるようになった

2019年02月08日

ローカルという言葉は、たしか、かつては、都会(つまり東京)から見て
それ以外の地域、田舎、いけてない場所、、、、
という語感を持っていたと思うのだけど、、、

今ではすっかり、「ローカル」が
どこか誇らしげに使われるようになっている。変わったなあ。

地方創生による予算の流れや、移住の社会現象、いろいろと絡まって
ローカルという語感が変化したのだろう。

これを機会に、都会でも田舎でも、地方都市でも
今いる場所を大事にすることが日本をよくする、という考えが定着するとよいかも。

都会のほうがいいのか、田舎のほうがいいのか
一人一人が考えて決めることができる。
選択肢が豊かになったとも言えるのかもしれない。

昭和の時代は、高い学歴と高い給料の会社を目指すことがまるで「正義」で
何事もお金持持ちかどうか、というものさしでランキングされるような
息苦しさがあった。
戦前の自然の豊かさ(精神文化も含まれるかも)がまだ残っていたものを、どんどん消しながら。

あ!いけない、昔話をしたかったのではなく
ローカルという言葉にこれからも
生き生きとした命を吹き込んでいきましょ、ということで。
東京以外は、みんなローカルだもん。

それに、今でも過疎地が抱える課題が解決しているとは思えない。
ローカルがおしゃれになっていく影で見過ごされないように、
これからこそがその言葉に「生き生きとした命」を吹き込むとき。

エルインクのエルは
リーフレットのエル(実はページを意味するリーフ)、
リトルのエルと言ってきましたが、
ここにローカルのエルを加えるといいかも。
これでやっと、実態にマッチしている意味づけになって
落ち着きます。