子供の頃から、なんとなく
自分が生きているということが不思議でしたが
悩み多き10代になると、なんで生きてかなくちゃならないのだろうと、
考えていました。考えてもわからないのですが。

親とは、このようなテーマでは、話せません。
（親子とはいえ、基礎的な方向性の違いというのはあるものですね）
「考えてもしょうがないな」と思いましたが、やはり、ふとした拍子に出てきます。
「自分なりの答えがあったら、もっとすっきり楽しくやれるんじゃなないか」と思ったり。
「それを問い続けて一生を送る、そういうものなのかな」と思ったり。

なぜ死んではいけないのか？わかりませんでした。
悩み多き10代は、たまに死にたくなることもありました。

10代の頃、ラジオのDJが「とにかく生きて」と言うので、
じゃあそうしてみようか…と思ったり。
理由を考える必要はないんだと思うことでしのげました。「とにかく」だと。

時はすぎて。

これまでに、いくつか、生きておこうと思える理由らしきものに出会ってきました。 

1.生きてたら楽しいやん。（人に言われた言葉。そんな人もいるのかと驚きでした）
2.成長するため（成長って、きっと魂の成長ですね。地位やお金よりも）
3.貢献するため（この世に何か価値を提供できて、それが自分にとっても喜びであるようなこと）
4.修行のため（人間は前世から意図をもって生まれてきているらしいので、それが何なのかわからなくても放棄してはいけなのでしょう）
5.幸せになるため（幸せは達成するものではなく、見つけるもの、発見するもの、感じるものだと今は思います） 

だいたい、そんな感じで生きています。
今も究極の答えがあるわけではないのですが、
生まれちゃったんだからしょうがない。せっかく生きるんだったら、いい人生にしよう。
そんな感じです。

そろそろ、終盤が近くなってきてますしね。
生きていることを肯定的に捉えています。
「ごちそうさまでした。楽しかった。ありがとう」で終わる予定です（＾＾）

先日、わたし（たち）と話していると
「無農薬野菜を食べたときのように元気がで出ます」と
おっしゃってくださった方がありました。
元気になっていただきたいと意図していたわけではなく
そもそもその方は、とても元気そうでしたのに、
結果的に、そんなふうに感じていただけたとは…
嬉しかったです。わたしは、その言葉に元気をいただきました。

今、幸せで楽しい日々を送ることができていることに、毎日感謝したくなります。
苦しい時も、辛いときも、貧しいときもあったのに、今こんなに幸せで、ありがたいです。
こんなふうに考えることができるようになったこと自体が幸せなのかもしれません。

どうせ生きるなら楽しいほうがいいと心から思っていますので
今楽しくないと感じる方があれば、わたし、きっと「人生は楽しいウイルス」を感染させて
さしあげられると思いますよ。
 
不足や不満が、ほぼほぼ、なくなったとき、
（ちっちゃいのは日々、ありますよ）
しんどい人がいるのなら、助けになるか、
それが無理でも、その方向へ向いていたい。
正義のためではありません。 

食べ物が十分あり、後からいくらでも増えると知っていたら
お腹が空いている人がいたら、あげますよね。
そんな感じです。
その人の空腹が癒されていくのが嬉しい。
ありがとう、と言われたら、なにか自分にもできたのかなと嬉しい。

お互いの人生が楽しくなるような方向へ。 

そんな方向へ向かって、歩いていきたいんですよね。