最近、縄文に惹かれます。
縄文といえば、ある時期、お気に入りになったのが、
火焔土器です。
何かで読んだ説によると、縄文の人は、食べ物が自然にあるし、狩猟をするといっても毎日しないので、一週間に4日程度しか働く必要がなかったというのです。そして余った時間を、作って楽しむことに費やした。そうして、このような土器が作られた、というものでした。
この土器は、「楽しむ」というモチベーションがあって作られたのかもしれないと思うと、
ますます魅力的に感じます。
先住民族の人たちは、芸術的な手仕事をされますよね。
そして、神様とのコミュニケーションに関係があります。
縄文の人たちも、そうだったのでしょう、きっと。
土器も、単なる道具ではなかったと思えてきます。
それから、土偶も「意味深」で、楽しいですね。
縄文は、原始的ではなく、文化的な暮らしだったということが
言われるようになったのは三台丸山遺跡が発見されてからでしょうか。
社会科や歴史の授業では、さらーっと過ぎてしまう縄文時代。
でも、この日本で約10000年(プラス数千年)も破綻することなく続いたのですから
これぞ持続可能型社会。
縄文は、ちょっとぶっとんでいるように感じます。
期間がとても長いので、前期、中期、後期では、
違いがあるのだろうと思いますが
集団で暮らし、大きな戦争もなく、栗は採集ではなく栽培していたそうです。
今よりも、道具も少なく、生活そのものが労働といえるくらい
いろいろとしんどかったかもしれませんが、
土器から伝わってくる「楽しむ」心意気が、とても素敵です。
それに、、、、、この時代のことは謎が多くて
いろいろな説がたくさんありますでしょう。
土偶が宇宙人だとか。
そういう話も、とても面白いです。
興味を持っていれば、なにか情報が流れたとき、
気づけるかもしれませんね。