民映研さんの映画を観てきました。
さとびごころ26号でご紹介してから、ずっと気になっていた民映研(民俗文化映像研究所)さんの映画を
ついに観てきました。
民映研の記事は下記のリンクをひらき、20-21ページまでクリックしていただくと読めます。
が、重いので、パソコンからごらんになるのがオススメかも。
http://satobigokoro.org/wp/wp-content/uploads/2016/07/26others.pdf
今回の上映会が行われた場所は学園前駅から歩いて10分ほどのところにある「つづきの村」さん。
上記の記事でもお世話になった高橋さんのお店です。
高橋さんは、「民映研の映画を観る会」を主宰されていて、
しばらく活動をお休みされていたようですが
この日から再開されたのでした。
これからは、奈良でも民映研の映画がみやすくなるかもしれませんので、ご注目を。
上映作品は「うつわ〜食器の文化」。
縄文時代から現代まで、琉球列島から北海道までの全国26箇所を取材したものです。
そして、今では失われたものも、、、取材時にはぎりぎり残っていた文化が記録されています。
失っていいのか?と思わずにはいられません。
そのためには、こうした記録を上映し、つないでいきたい。
単なるノスタルジーではないのです。
わたしたちが、すでにどれだけの風土や文化に恵まれてきたかに気づいたら
今ここから、また、何なりと始めることができるはずだという希望をもらえるから。
そのためには、どうしても、健やかな自然だけは失うわけにはいかない、
ということを伝えたくて、伝えたくて。
そんな願いをこめて、5月ごろに (毎度ですが→)「ぷろぼの食堂」さんと共に
上映会を企画しています。詳しいことが決まりましたら、FBやらチラシやら、お知らせしますので
ぜひぜひ、いっぺん、観てみてください。
日本の古い文化の中に未来へのヒントがある、とお考えの方には
特におすすめです。
さとびごころでご紹介した生地師さんたちを取材した作品は、民映研さんのFBページで
ちらっと公開されています。
まずは、この作品をフルバージョンでお届けできないかなあ、と、思っています。
https://www.facebook.com/1589550734592252/videos/1659623490918309/
この作品は作品No4「うつわ 食器の文化」の撮影から生まれた作品です。完全なる自主制作作品。また姫田忠義が初めてひとりでナレーションを行った記念すべき作品です。(同FBページより)
また、民映研さんの映画は、大阪や京都でも上映会を企画されている方があるようですので、
機会があればチェックしてみてください。
エルインクがやるときも、よかったら来てくださいね(^^)