春の遠足 お弁当を持って花の咲く場所で

2019年04月09日

桜の花が散り始めました。

もったいない、、、、。

でもこれが桜ですね。日本人が桜を愛するのは、稲の花に通じるからだそうです。
稲の花って、ほんの短い時間にしか咲かないそうですね。
(わたしなど、近所に田んぼがあるのですが、稲の開花はなかなか見かけず、毎年のように、いつのまにか穂になっています)

もうひとつは、桜の開花は山の田の神さまが降りてきた知らせなのだそうです。
これから田植えのシーズンが始まるんですよ、とのメッセージ。
神さまとコミュニケーションしながら暮らしたわたしたち日本人の美しい解釈。

この季節に咲くのは 桜ばかりではありません。
オオイヌノフグリに始まり、レンゲ、カラスノエンドウ、つくし、はこべ、ヒメオドリコ草、菜の花、ホトケノザ、
そして、たんぽぽ。花盛り。
ゴールデンウイークにさしかかると、いっせいに姿を消してしまいます。
この時だけが、チャンス。

春かと思えば寒い日もありますが、
先日は、ポカポカとした絶好の休日でした。

たんぽぽの咲く山里

出かけるしかない!

友人から買わせてもらったわっぱの出番です。

わっぱのお弁当

実は、我が家は長年、タッパーをお弁当箱にしてきました。汁が漏れるのがどうしても嫌で。
もちろんおかずによっては、今でもタッパーは使いますが
メインは 白いごはんに卵焼きなどのおかずを乗せた杉のわっぱ弁当です。

杉には、抗菌作用があるので、ごはんがいつまでも美味しいと聞き、
なるほど!と思いました。
杉の抗菌作用のことは知識として知っていたのですが、こうして実際にその効果に触れることで
そうか、だからやっぱりお弁当箱か!と、「木の文化」の賢さ、美しさ、ありがたさを満喫です。
やや暖かいごはんを詰めたのですが、結露もなく、すっきりしています。さすが。
一人暮らしの人にとっては、ミニおひつとしても便利だそうですよ。確かにー。
(この場合、コーティングしていないほうがおすすめです)

とにかく、今年も春のお弁当デーを迎えることができました。
こんな、なんでもないことが、たまらなく楽しいのです。

みなさん、お弁当はわっぱですよ、わっぱ。

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