昼休み(ということにして)金足農業の試合を見てしまった。
休憩時間を特にとるまでもなく、マイペースで仕事しているが、今日はふと思い立ってしまった。
金足農業の投手がすごいらしい、、、という誰かの声を思い出したのだ。今日は横浜高校との試合の日。
途中経過をネットでみると、初回で2点を取られて負けていた。まあ、いいか、、、と、一度は思ったものの、
ちょっと気になって テレビのある部屋へ移動。
あら。同点に追いついていた。
注目の投手は吉田輝星選手。ハンサム。落ち着いている。これは、好み!
ハイライトシーンを見ていると、同点の2ランホームランも放っているではないか。
どれどれ、この試合、最後まで見てみよう。。。。
横浜高校は、優勝してもおかしくない伝統校。ものすごく力強いバッティング。目力も強くて、
吉田投手に対してまったくひるんだ様子がない。
酷暑の甲子園。マウンド上の吉田選手は、このまま蒸し上がってしまいそうに見えた。
そうこうするうちに、1点ずつ、2点を奪われる。4-2。このまま負けちゃうのか。
しかし、奇跡の8回裏、なんと逆転3ランホームランが出た。4-5。最後の守り、9回表の横浜高校の攻撃。
横浜高校のバッターには、さっきまで勝てる試合だったのに、、、という落胆が感じられ、
あの目力にかげりがみえた。3者3振。吉田投手は、この大会自身最速の150キロをマークしていた。
試合を見ながら、金足農校についてお勉強。
東北(秋田)なのに、農業高校なのに、県立高校なのに、強いなんて、素晴らしい。
さらに、全員が地元中学の出身。
吉田選手のお父さんは、同行投手OB、という親子鷹。
吉田選手は小学3年の時に、金足農業野球部OB投手、父親の正樹さんに影響を受けて
「天王ヴィクトリーズ(スポーツ少年団)」に入団し野球人生のスタートを切り
出身中学時代である天王中学校でも、軟式野球部に所属していますが、中学校3年生の時には天王中学校は秋田県大会ベスト4まで進んでいます。小学3年生のときから父親の正樹さんに影響を受けていた吉田選手は前述の通り
「天王ヴィクトリーズ(スポーツ少年団)」に入団したあと、中学時代の活躍を経て
高校進学の時には父親である正樹さんと同じ金足農業に進み、同じ投手の道を
目指すことになります。親子鷹として必死の練習を重ね、1年生の秋には能力を認められて金足農業のエースを
任されるほどになりました。https://tyomateyo.com/koshien-ikemen-yoshida/
わたしの出身県の島根でも、県立高校が甲子園にでることはめったにない。
出場する私学の選手たちのインタビューは関西弁。
別に、それが悪いとは思わない。故郷からの出場とあれば、気にかかるし、応援もする。
しかし、浜田高校が出るときのような感動に比べると、やや冷静に見てしまう。
地元出身の選手の出場は、故郷を離れた者にとっても嬉しいし、まして地元の人々にとってはなおさらだろう。
金橋農業高校が、負けてもおかしくない8回裏で奇跡的な逆転ホームランでベスト8に進んだことで
「農業高校」というワードが全国に響くだろう。
これはきっと、神様からの「これからは農業が大事なんだよ」「地元の力で夢を叶える時代なんだよ」というメッセージに違いない!
農業新聞も大喜びらしい。
https://www.sankei.com/sports/photos/180815/spo1808150025-p1.html
初戦の相手だった鹿児島実業の選手たちのコメントからは、
吉田投手の怪物ぶりが ひしひしと伝わってくる。
「ワンバンするぐらいのボールがストライクになった」
まるで漫画の中のセリフのような感想をもらしたのは、2三振を喫した鹿児島実業の5番・岩下丈だ。
今大会、ナンバー1の呼び声が高い本格派右腕がついにベールを脱いだ。金足農業の吉田輝星だ。鹿児島実業は試合前から吉田の球質を相当、警戒していた。
鹿児島大会で打率.524と当たっていた4番の「西郷どん」こと西竜我はこう話していたものだ。
「今まで対戦したピッチャーの中でいちばん速いのは146キロくらい。球速だけでいったら、そんなに変わらないんですけど、吉田君は今までのピッチャーとはボールの伸びが違うな、という気がします」http://number.bunshun.jp/articles/-/831550
あとは、おばちゃんの老婆心としては、あまり騒ぎすぎないでこの逸材の可能性をみんなで応援しましょう、ということ。
甲子園で怪物と呼ばれるまでの選手は、精神力や人間性も出来ていることが多いので
杞憂にすぎないとは思うが、、、18歳の子どもなんです。よろしくお願いシマス。
明日は(連投だあ)、近江高校とに対戦だそうで。
近畿勢の一員としては、どちらも応援したいところ。いや、、、、、やはり東北に勝たせてあげたい!!!
【追記】 校歌の歌詞にメッセージ性が
可美(うま)しき郷 我が金足
霜しろく 土こそ凍れ
見よ草の芽に 日のめぐみ
農はこれ たぐひなき愛
日輪のたぐひなき愛
おおげにや この愛
いざやいや 共に承けて
やがて来む 文化の黎明(あさけ)
この道に われら拓かむ
われら われら われら拓かむ
【追記】 金足農業って、どこ
〒010-0126 秋田県秋田市金足追分海老穴102−4